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「甘橙」「飛白」「寛ぐ」。さて、これら3つの漢字は何と読みますか?

  • 2024.10.2

今回は「甘橙」「飛白」「寛ぐ」です。

見たことはあるのに、なかなか読めないこれらの漢字。

あなたは全部読めますか?

1問目はこの漢字から!「甘橙」

「甘橙」の読み方をご存知でしょうか?

「かんだいだい」はもちろん、間違いです。

ちなみに「あまだいだい」という読み方もありますが、今回はそれ以外で答えてくださいね。

さて、あなたにはわかりますか?

「甘橙」の読み方のヒントは?

スーパーにも売っています

橙色のフルーツといえば…

以上2つのヒントで考えてみてください。

「甘橙」の読み方!正解は!?

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正解は「オレンジ」です!

ヒントで、ほとんどの方がわかったかも知れませんね。

日本ではみかん類は「橙(だいだい)」と呼ばれることが多く、オレンジは橙(だいだい)の中でも特に甘いため「甘橙(あまだいだい)」と呼ばれました

冒頭で書いた「あまだいだい」はオレンジの和名で、現代では「甘橙」と書いて「オレンジ」と読まれるようになったのです。

「だいだい」という言葉には「長年続く」という意味があるため、何年も実がなり続けるという意味をあらわしているようです。

そのため「甘代々」と書かれることもあります。

2問目はこの漢字!「飛白」

「飛白」と書いて何と読むか知っていますか?

漢字の書体で「飛白」と書いて「ひはく」と読む書体がありますが、今回は「ひはく」以外の読み方を正解とします。

さて、あなたにはわかるでしょうか?

「飛白」の読み方のヒントはこちら

ひらがなで書くと、3文字で「〇〇〇」

かすれたような模様のこと

「飛白の浴衣」などといいます

以上の3つのヒントで考えてみてくださいね。

「飛白」の読み方!正解は!?

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正解は「かすり」です!

「飛」も「白」も小学校で習う漢字ですが、組み合わせるとまさしく難読だといえるでしょう。

「飛白(かすり)」とは、和物の生地によく見かける、所々かすれたようになっている模様のことです。

ヒントにも書きましたが、浴衣によく使われていますね。

冒頭で書いたように「飛白(ひはく)」と呼ばれる、筆でかすれ書きにした書体があります。

着物などのかすり模様が「飛白(ひはく)」に似ていたので「かすり」と読むようになったようです。

また「絣」と書いても「かすり」と読むことができます。

最後はこの漢字!「寛ぐ」

「寛ぐ」の読み方をご存知でしょうか?

「寛大(かんだい)」の「寛」だから「かんぐ」?

では、もちろんありません。

読めそうで読めない方が多いかも…

さて、何と読むかわかりますか?

「寛ぐ」の読み方のヒントはこちら

ひらがなで書くと「〇〇〇ぐ」の4文字になります

心身をゆっくりと休めるといった意味

「足をくずしてお寛ぎください」というように使います

以上の3つのヒントで考えてみてください。

「寛ぐ」の読み方!正解は!?

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正解は「くつろぐ」です!

「寛」という字は「心がひろい」「ゆとりがある」「のんびりする」などの意味を持ちます。

「寛ぐ」と書いて「くつろぐ」と読むのも、意味から推測すると納得ですね。

使い方の例としては、

お正月は実家でゆっくりと寛ぎたい

ソファで寛ぎながら雑誌を読む

温泉で寛ぎのひとときを過ごす

ネクタイをゆるめて寛ぐ

などがあります。

いずれも、煩わしさや緊張から解放されて、ゆったりと羽を伸ばすといったイメージです。

「寛ぐ」の類語には、リラックス、憩う、のんびりする、安らう、などがあります。

どれも似た雰囲気の言葉ですが、場面に応じて的確に使えると良いですね。

出典:コトバンク

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