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今季ヨーロッパで「出場0ベンチ入り0」の日本代表プレーヤー5名

  • 2024.10.1
今季ヨーロッパで「出場0ベンチ入り0」の日本代表プレーヤー5名
今季ヨーロッパで「出場0ベンチ入り0」の日本代表プレーヤー5名

Text by 佐伯洋(編集部)

夏に開幕したヨーロッパサッカーの2024-25シーズンも、およそ2か月近くを経過した。

ヨーロッパのクラブに所属する日本人選手は80名を超えており、開幕から鮮烈な活躍をしている選手もいればそうでない選手もいる。

また、選手の中にはいまだ全く出場していない選手たちもいる。

今回は、2か月が経過した今シーズンでまだベンチ入りもしていない日本代表経験者たちとその状況をみてみよう。

冨安健洋

今季ヨーロッパで「出場0ベンチ入り0」の日本代表プレーヤー5名
今季ヨーロッパで「出場0ベンチ入り0」の日本代表プレーヤー5名

所属:アーセナル(イングランド)
日本代表:42試合1得点(2018~)

2季連続プレミアリーグで2位のアーセナル。優勝を目指す今シーズンは、6試合を消化して4勝2分けの3位と好位置につけている。

ただ冨安はプレシーズン中に膝を負傷した。リーグ戦ではゴールを決めた5月19日の昨季プレミア最終節以来、公式戦では6月11日に行われた日本代表のシリア戦以来一度もプレーしていない。

一方ミケル・アルテタ監督は先日、「順調に回復している。トミについては毎日頑張っている選手の1人、今は良い状態だと思う」とコメント。クラブが1日に投稿したトレーニング動画にも冨安の姿があった。

度重なるケガにより売却の噂も出ているが、アーセナルで地位を確立することができるだろうか。

川村拓夢

今季ヨーロッパで「出場0ベンチ入り0」の日本代表プレーヤー5名
今季ヨーロッパで「出場0ベンチ入り0」の日本代表プレーヤー5名

所属:レッドブル・ザルツブルク(オーストリア)
日本代表:3試合1得点(2024~)

サンフレッチェ広島で活躍し、今年1月に日本代表デビューを飾ったMF川村拓夢。6月にはオーストリアの強豪レッドブル・ザルツブルクに完全移籍した。

2028年夏までの大型契約だったが、トレーニングキャンプ中の7月9日にいきなり負傷。11日には左ひざ内側靱帯の断裂によりおよそ3か月間離脱することが発表された。

川村が離脱している間、ザルツブルクはリーグ戦6試合3勝2分1敗の3位、UEFAチャンピオンズリーグは初戦でスパルタ・プラハに0-3で敗れている。

9月中旬には練習に復帰している様子がクラブのSNSで投稿されており、海外デビューの時は近づいているようだ。

橋岡大樹

今季ヨーロッパで「出場0ベンチ入り0」の日本代表プレーヤー5名
今季ヨーロッパで「出場0ベンチ入り0」の日本代表プレーヤー5名

所属:ルートン・タウン(イングランド2部)
日本代表:9試合0得点(2019~)

今年1月にシント=トロイデンからルートン・タウンへ移籍し、念願だったプレミアリーグ挑戦を果たした日本代表DF橋岡大樹。

チームは降格してしまったが、橋岡個人としてはアーリング・ハーランドとやり合うなど経験を積み、シーズン後にはEURO2024のゲスト解説に登場するなど充実したオフを過ごしていた。

しかし7月16日のプレシーズンマッチでふくらはぎを負傷。試合後に指揮官が「ハシの状況にはイライラしている」と語るなど重傷であることが示唆され、その後「長いプロセスになりうる」と報じられた。

その後詳細な続報はないが、実際に長期の離脱となっている。ただ先月29日にはオフを楽しむ写真を自身のInstagramに投稿しており、復帰には近づいているようだ。

角田涼太朗

今季ヨーロッパで「出場0ベンチ入り0」の日本代表プレーヤー5名
今季ヨーロッパで「出場0ベンチ入り0」の日本代表プレーヤー5名

所属:カーディフ・シティ(イングランド)
日本代表:0試合0得点(2023年3月に初招集も負傷で辞退)

2024年1月に横浜F・マリノスから英のカーディフ・シティへ完全移籍した角田涼太朗。すぐにベルギーのコルトライクへ期限付き移籍した。

コルトライクでは移籍後、9試合連続でスタメン出場。しかし3月16日に行われたアンデルレヒト戦の73分に負傷交代を強いられ、その後ハムストリングの肉離れだったことが発表された。

試合の出場はこれが最後となっており、今夏にはチャンピオンシップで戦うカーディフに復帰しているもののまだ一度もベンチ入りしていない。

先月7日にはXに自身の写真を投稿しているが、左足には包帯が巻かれており復帰まではもうちょっと時間がかかりそうだ。

伊藤洋輝

今季ヨーロッパで「出場0ベンチ入り0」の日本代表プレーヤー5名
今季ヨーロッパで「出場0ベンチ入り0」の日本代表プレーヤー5名

所属:バイエルン(ドイツ)
日本代表:19試合1得点(2022~)

昨季2位に躍進したシュトゥットガルトで活躍し、この夏に国内最強のバイエルンに移籍した日本代表DF伊藤洋輝。

大きな話題と期待をもってチームに合流したが、7月のプレシーズンマッチで中足骨を骨折して離脱を余儀なくされた。

これまで出場はゼロであるが、9月27日にトレーニングを再開。『TZ』によれば、今月のインターナショナルブレイク明けの復帰を目指しているという。

具体的には23日のCL・バルセロナ戦あたりで復帰が見込まれており、そうなれば11月の代表戦に間に合うかもしれない。

なお、他のヨーロッパ組ではGKのシュミット・ダニエル(ヘント)、長田澪(ブレーメン)がベンチ入りはあるものの出場はゼロ。また、奥川雅也(アウクスブルク)はベンチ入りゼロの状況が続いたが、先週末にセカンドチームの公式戦で出場しゴールをあげている。

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