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髪が硬いのはなぜ? 似合う髪型&髪をやわらかくするケア方法を美容師にASK

  • 2024.10.1

「髪が硬くてまとまりづらい」「パーマがかかりにくい」など、髪が硬いことで思うようにスタイリングできない人もいるはず。

そこで今回は、髪が硬い理由や髪をやわらかくする方法について、美容師のeri kinjoさんが解説。硬毛さんに似合うヘアスタイルも悩み別に紹介しているので、一緒にCHECKしてみて!

ELLEgirl

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お話を伺ったのは…eri kinjoさん

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フリーランスへアスタイリスト。サロンワークをメインに外部ヘアメイク等でも活動中。

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髪が硬いのはなぜ?

eriさんによると、髪が硬くなるのは「遺伝」「外的環境」「生活習慣」が関係しているとのこと。

遺伝によるもの

髪が硬くなる一番の理由は「遺伝」が関係していると言われているそう。そのため、美容師であっても髪質を変えようとするのは難しいことなのだとか。

外的環境によるもの

外から受ける影響に対して順応するので、寒い地域や暑い地域にいる人は体を守るために毛が太くなり、髪が硬くなることも。また水質も関係しているため、硬水で髪の毛を洗い続けると硬くなるケースもあるよう。

生活習慣によるもの

睡眠や食事のバランスがうまくとれていないとホルモンバランスが崩れ、髪のコンディションも悪くなってしまうそう。またいいタンパク質が摂れていない場合、髪が太くなったり細くなったりすることも。

硬い髪の毛髪構造

外側からキューティクル、コルテックス、メデュラの三層から成り立っている毛髪。外側を覆っているキューティクルの層が厚いと、髪は硬くなるのだそう。

また内部組織にあたるコルテックスの量が多い場合も、髪が太く丈夫になるのだとか。

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硬い髪・やわらかい髪の見分け方

髪質によって扱い方も変わるので、自分の髪質を知っておくのも大切なこと。自分の髪が硬いのかやわらかいのか、チェックリストをもとに確認してみて!

硬い髪の特徴

髪がしっかりしていて太いため、ボリュームがでてまとまりづらい

ドライヤーやアイロンなどの熱によるダメージを受けにくい

コシがあり髪が強いため、カラーやパーマの薬剤が入りづらい

やわらかい髪の特徴

コシがないため、髪を結んだ跡がつきやすい

ドライヤーやアイロンなどの熱によるダメージを受けやすい

カラーやパーマの薬剤が入りやすい

硬い髪のメリットとは?

・髪が痛みづらく、いろいろなスタイルに挑戦しやすい

硬い髪は外的ダメージに強いため、限度はあるもののドライヤーやアイロンの熱、美容室の強い薬剤を使う施術を繰り返していても、髪の毛が痛みづらいとのこと。そのため、やわらかい髪の人と比べるといろいろなスタイルに挑戦できる髪質なのだそう。

・年齢を重ねても、髪がしっかりしているように見える

eriさんによると、加齢とともに髪の毛は細くなりやすいのだとか。そのような理由から、年齢を重ねても髪がしっかりしているように見えるのが硬毛のメリットのひとつに。

硬い髪を扱うときに気をつけるべきこと

太くて丈夫な硬い髪は、カラーやパーマなどの薬剤が入るのに時間がかかってしまうため、短い時間で施術を行わなければいけない場合は、理想通りになりにくいのだそう。

またカラーやパーマをしたことがない場合は、髪がしっかりしているので何回か施術を重ねる必要も。

「日常を送るうえで扱い方が難しく感じる部分を美容師さんに伝えると、自分に合ったカラーやパーマの提案をしてもらえると思います。カラーやパーマも何回か施術していくと定着しますし、髪自体もダメージを受けてやわらかくなっていきます」(eriさん)
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硬い髪をやわらかくする方法

eriさんによると、硬い髪を少しでもやわらかにするためには、肌と同じように油分と水分のバランスが大事とのこと。

「硬い髪の人は表面のキューティクルがしっかりしているので、内側に水分を補ってあげるとやわらかな手触りになります。ヘアミストやヘアミルクで、水分を補うのがおすすめです」

また、髪が濡れている状態のときはキューティクルが開いて浸透しやすいので、お風呂の中でのトリートメントも効果的なのだとか!

お風呂上がりのヘアケアの順番

ヘアミストで水分を補給

ヘアミルクで水分と油分を補給

ヘアオイルをなじませて、油分で水分を閉じ込める

最後に髪をしっかりと乾かす

悩み別! 髪が硬い人に似合う髪型8選

ここからは、硬毛さんに似合うヘアスタイルを悩み別のお届け!

髪が硬い×直毛で髪が広がってまとまりづらい

「直毛で髪が広がってまとまりづらい方には、重めのスタイルがおすすめです。レイヤーをあまり入れない重めのボブやワンレングスヘアなど、重たく見えるヘアスタイルにするとかっこよくなると思います」
ミステリアスムード漂うワンレンヘア
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センターパートのワンレングスは、ダークトーンのヘアカラーをチョイスすればよりミステリアスな雰囲気に。ロング×重めのスタイルなので、おでこを出してバランスを取るのが◎。

大人っぽいミニマルボブ
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収まりのいいミニマルボブは、顔まわりや襟足の髪にひと手間加えるだけでグッとおしゃれに。首周りがすっきりと見えるので、ネックレスやピアスなどのアクセサリーが映えるのうれしい!

シースルーバングのガーリーヘア
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重めのヘアスタイルにガーリームードをプラスしたいなら、 前髪と顔まわりだけ短くカットしてやわらかな雰囲気にするのがGOOD。顔まわりはふんわりとワンカール、後ろは毛先だけカールさせれば、ガーリームードも加速♡

髪が硬い×髪の量が多い

「髪の量が多い、髪が伸びてきたときに量が多いと気になる人は、思いっきりレイヤーを入れるのが◎。扱いやすいのはもちろん、スタイリングすれば髪もやわらかな雰囲気に。ウルフやマレット、レイヤーカットがおすすめです」
トレンド感のあるレイヤーカット
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髪に軽さと動きを与えてくれる、大人気のレイヤーカット。一気にトレンド感がUPするのはもちろん、顔まわりの髪をつくるので小顔効果も期待できちゃう!

韓国風ウルフカット
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韓国でも日本でも人気のあるウルフカットは、前髪はラフに襟足は外ハネにするのが◎。セットの仕方さえ覚えれば扱いやすいので、雰囲気を変えたいならトライしてみて♡

カールをプラスしたマレットヘア
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襟足の髪を残しサイドを短くしたマレットヘアは、カールをプラスするとよりインパクトのあるおしゃれなスタイルに! どんなファッションもオリジナリティが出るので、周りと差をつけたい人におすすめ。

髪が硬い×くせ毛がある

「くせ毛があると縮毛矯正をしがちですが、くせ毛を活かしながらパーマをかけてあげると雰囲気が出ると思います」
エアリーなウェーブヘア
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大きめのカールでふんわりとしたウェーブヘアは、 どんなファッションとも相性抜群! パーマをかければくせ毛を気にすることなく簡単にスタイリングができるので、初心者さんでも挑戦しやすい。

クールにきまるショート×カーリーヘア
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クールな雰囲気を手に入れたいなら、束感のある短めのパーマスタイルがGOOD。ショートのパーマスタイルはシルエットが大事なので、信頼できる美容師にお願いするのも大事なポイント!

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