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台湾発干支占い 10/3~10/31の運勢 【酉(とり)年】 波乱の下、打たれて強くなれるとき

  • 2024.10.1

酉(とり)年

10月3日(木)~10月31日(木)の運勢

目標設定の甘さや意志の弱さが露呈しやすいとき。そのため、うまく行きかけていた物事が頓挫するといった事態に直面する可能性も。ですが、鉄が鍛錬されて強靭な刀となるように、この時期にやってくる試練は、打たれるほどに強くなるもの。どうか諦めることなく挑み続けていってください。

仕事面では、浮き沈みが激しくなるかもしれません。ここで鍵となるのが、調整役や仲介役の存在。1~2人での作業ではトラブルが起きやすい時期ゆえ、間に立って問題を解決に導く人物が不可欠。大事な局面では、できるだけ3人以上=チームで動けるよう掛け合うことをおすすめします。

恋愛面では、想像とは異なる結果になる場面がありそう。カップルの人は、思わぬことが原因で大きな喧嘩になることも。こじれたときは、第三者に入ってもらうことをおすすめします。フリーの人は、お相手の“人となり”をよくよく観察してから距離を縮めること。このひと月は良縁が見つかりにくい時期なので、お相手の好ましくない面が見つかったときは、いつまでも執着せず、次の出会いに期待しましょう。

この時期、相性がいいのは、丑(うし)、辰(たつ)、巳(へび)年の人。

距離を置いたほうがいいのは、卯(うさぎ)、戌(いぬ)年の人。

※台湾の占いは旧暦が基本。旧暦と西暦で干支が変わる人もいますが、ここでは西暦での干支でみられるように占っています。

酉(とり)年

神鳥さんが授けるお守りアイテム

「文昌筆」と呼ばれる風水アイテムをお守りにしましょう。

これは学問の神様である文昌帝君にちなんだ、筆モチーフの木彫りの置物で、1m以上あるものから、キーホルダーサイズまで、大きさはさまざまです。知恵を授けてくれると言われ、大きいものはオフィスや書斎の机の上に飾り、小さいものは試験の際のお守りとして携帯する形で用いられています。知恵の力があれば、ピンチの際も、理性を失わずに対処できることでしょう。

日本では見つかりにくいものの、できれば本物を手に入れたいところ。台湾からの通販で取り寄せるのが理想的。置物を飾る場合は、できるだけ大きいものを。置物の準備が難しい場合は、一般的な毛筆で代用を。常に携帯したい場合は、万年筆でもOK。そうした代用品の場合、新品であることが重要です。どちらも寺社の線香で清めてから飾ってください。毛筆の場合は、デスク周りに掛けておくと良いでしょう。

吉方位は、東と西。避けたほうがいいのは、北と南。

ラッキーカラーは、赤と紫色。避けたほうがいいのは、黒と緑色。

酉(とり)年・基本性格

先月に引き続き、木炭の力を借りましょう。中国語の“炭”の発音と、稼ぐという動詞“賺”の台湾語での発音が近いことから“ずっと稼ぎ続けられる”縁起物として用いられています。日本でも浄水や消臭に使われるほか、場の“気”を清めるアイテムとして取り入れている人もいるでしょう。開運アイテムとして使えるのは、真っ直ぐに伸びた木炭。人脈、資金、仕事に恵まれ、自らの働きで“稼ぎ続ける力”をもたらす効果があるといわれています。

木炭の長さは八寸八分(約27センチ)のものが理想的ですが、手に入れにくい場合は、30センチでもOKです。長さよりも重要なのは、まっすぐであること、そして立てたときに倒れない太さであること。これをオフィスやリビングなどの目につきやすい場所に立てて飾ります。くれぐれも倒してしまうことのないよう注意してください。

吉方位は、北と南。避けたほうがいいのは、東と西。

ラッキーカラーは、赤と黄色。避けたほうがいいのは、白とグレー。

悟明老師(ウーミン ラオシー)

「易屋軒命理」算命師。祖父の代から続く占術家で、一子相伝の奥義を受け継ぐ。占い歴は25年。本サイトでは東洋の占星術「十二太歳宮理論」に基づく干支の運勢を「鳥卦」によって詳細に解説。
台北市饒河街夜市内(饒河街220號の前)での鳥占いは、連日、長蛇の列ができる人気ぶり。生まれ年と質問を伝えると、神鳥が中国タロットのカードをついばみ、先生が解読。探し物が見つかるとのクチコミ多数。

文=鷹見紗和子
イラスト=さじきまい

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