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梅田に「ヒルトン」新ホテル、都心部では珍しいペットとの宿泊も

  • 2024.10.1

9月6日に開業した、大阪・うめきたエリアの新ホテル「キャノピー バイ ヒルトン」(大阪市北区)。同月26日、オープニングセレモニーがおこなわれ、報道陣にその全貌が公開された。

「キャノピー バイ ヒルトン」。全308室の客室

◾️梅田で珍しい「ペットとの宿泊もOK」

ペットとの宿泊も可能

大手ホテルグループ「ヒルトン」系列で、今回日本初進出を果たしたライフスタイルブランド「キャノピー」。カジュアル路線のホテルとして、30代〜40代の流行に敏感な人をターゲットに旅先の街に没入した観光を提案する。

「地元を感じられる体験ができるように」と無料のレンタサイクル、コンシェルジュによる季節のホットスポット情報紙の配布、毎日夕方4時半〜6時に開催される交流の場(会員限定)など、さまざまな特色を持つ同ホテル。なかでも注目は、ペットとの宿泊が叶うことだ。

全308室の客室のうち5部屋が「ペットフレンドリールーム」に。1部屋につき1匹15kgまでの制限があるが、梅田エリアでペットと宿泊できるホテルは珍しく、開業以来、ペットオーナーからの利用が相次いでいるという。

客室内にはペット用のおもちゃ、ケージ、トイレシート、フードボウル、クッション、散歩用バッグなどが用意され、ペット連れでも身軽な旅行が可能。1Fのカフェ「Bean there」のテラス席ではペット連れの利用ができ、宿泊、観光、食事、旅行のすべてを愛犬や愛猫と一緒に楽しむことができる。

スイートルームからの景色、大きな窓からはうめきたエリアを一望できる

同ホテルの担当者は、「今やペットは家族の一員として考えている人が増えています。ライフスタイルブランドホテルとして、ペットといつも一緒に楽しみたいと考えている人に楽しんでもらえたら」と話す。

◾️ここまでも!?大阪をイメージした装飾

1Fエレベーターホールにはたこ焼きをイメージしたライトがお出迎え

館内のインテリアには、大阪らしさがさまざま。早速ホテルのエントランスとなる1階のエレベーターホールには、大阪のローカルフード「たこ焼き」をイメージしたライトが出迎えてくれる。

顔が「canopy」のアルファベットで表現された福助

客室内には串カツをイメージしたスタンドライト、福助を現代風にアレンジしたモニュメント、瓢箪などの大阪らしいモチーフを描いたアート、「飴ちゃん」をイメージしたシーリングライト、大阪を代表する企業「パナソニック(旧ナショナル)」の初代冷蔵庫をモチーフにしたミニバーなどのインテリアがお目見え。

そのほかにも、串カツをイメージした照明、黒門市場をイメージした天井アート、豚まんをイメージしたライトなどが印象的なオールデイダイニング「CC:」、大阪の路線図をイメージした照明など、館内の至るところで大阪らしさがユニークに表現されている。

黒門市場をイメージした天井のアーチ、豚まんをイメージした照明

場所は「グラングリーン大阪 ノースタワー」。宿泊は1泊2日5万600円〜(税サ込)。

取材・文・写真/野村真帆

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