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浮気性の彼と婚約破棄。1年後、突然現れた元カレ「やっぱりお前と結婚してやるよ」私「は?」

  • 2024.10.2

私はとある企業に勤める会社員です。飲み会で知り合った超イケメンのA男から告白され、驚きつつも付き合うことに。その後はプロポーズされて同棲も開始。しかし、一緒に住み始めてから彼の最悪なクセがわかり……。

彼は浮気してる?

せっかく同棲を始めたというのに、毎晩帰りの遅いA男。行き先を聞いてもいつもはっきりせず、男友だちと飲み歩いていると言うのです。私は女の勘で「これは浮気をしている」と疑いを持ち、共通の知り合いに彼の話を聞いて回ったところ、あちこちから嫌な話が飛び込んできました。

とある女の子からは「A男からデートに誘われた」、とある男の子からは「A男が俺の彼女に手を出そうとした」など……。しかし、彼のバッグの中を探ってみても、2人分のレシートなど浮気の物証はまったく出てこないのです。もちろん本人に問いただしても、のらりくらり。もし本当に浮気をしているとしたら、完全に手慣れている人のやり口としか思えません。

「このまま結婚するわけにはいかない」と思った私は、「母の具合が悪くて面倒を見る」とウソをついていったん実家に戻り、本格的に浮気調査をスタートさせたのでした。

彼が女性といる現場を目撃!

その日、私は仕事を少し早く切り上げ、A男が務める会社の最寄り駅で張り込み。すると、A男が若い女性と待ち合わせをし、腕を組みながら歩く姿を目撃したのです!

私は2人をスマホで撮影しながら、彼の前に立ちはだかりました。隣の女の子は、状況を理解できていないよう。反応からして、彼に婚約者がいることなど知らなかったのでしょう。

「やっぱり浮気をしていたのね。現場を目撃したわけだし、これで言い逃れはできないわよ?」と言うと、A男は謝るどころか開き直ってきました。

「し、仕方ないだろ? 俺はこういう男なんだよ! だけど心配するな、最終的にはお前と結婚するから。嫁にするなら、家事がうまくておとなしく家で待っているお前みたいな女がいいんだよ」

私は怒り心頭で、「何言ってんの、あなたとの婚約は破棄よ! 慰謝料を請求させてもらうから覚悟しなさい!」と言ってその場を立ち去ったのでした。

弁護士に依頼

後日、私は父が紹介してくれた弁護士事務所に行きました。

「はじめまして、この度はお世話になります……って、えっ? あ、あなたは!」

なんとビックリ。その弁護士さんは、A男と同棲しているマンションのお隣さんの男性だったのです。すれ違いざまにあいさつをしたり、実家から届いた野菜をおすそわけしたりする程度の交流でしたが、なんとなく親近感が。こうして私はこの弁護士さんにお世話になり、A男から慰謝料を受け取ることができました。

ただ、共通の知り合いから聞くところによると、A男は私への慰謝料を、私が目撃した女性とは別の超お金持ちの中年女性に支払わせたらしいのです。A男は反省などしておらず、私の中にはモヤモヤが残りました。

一方で、この案件をきっかけに私は弁護士さんと急接近。お付き合いが始まり1年ほど経過したある日、なぜかA男が再び私の前に現れたのです。

浮気男がとんでもない発言!?

突然、仕事帰りの私の前に飛び出てきたA男。

「お前、昇進したんだってな! 本部長なんだって?」

実は私、A男に浮気されて別れてからがむしゃらに仕事に打ち込み、スピード出世したのです。どこからそれをかぎつけたのかとびっくりしていると、A男はとんでもないことを言い出します。

「さすが俺が認めた女だ! 実は、お前に話があってさぁ。俺、やっぱりお前と結婚してやるよ!」

「……は?」

あきれて言葉が出ない私。するとそのとき、「こんなところで何をしているんですか?」と待ち合わせしていた弁護士の彼がやってきました。

A男はとたんに不機嫌になり、「何であのときの弁護士がこんなところにいるんだよ? 部外者は引っ込んでいろ!」と激怒しますが、彼は冷静に対応。

「部外者じゃないですよ、私と彼女はお付き合いをしているので」

A男が私に会いに来た理由は…

私が「そういうことだから、帰ってくれる」と冷たくあしらうと、A男はなんと泣きながらすがってきます。

「そんなこと言わないでくれよぉ、お前、俺のこと好きだったろ? 今すごく大変なんだ。お前と別れてから金持ちのオバサンと付き合ってたら、旦那にバレて多額の慰謝料を請求されて……。会社でも不倫男って白い目で見られて辞職する羽目になってよぉ。それで目が覚めた、俺にはお前だけだったんだ! これからはお前のことだけ大事にしてやれる!」

何て言い草でしょう。お金の工面ができず困って私のところへ来たというわけです。

私は当然「さっさとどこかに消えて!」と拒否。

「下手に出てりゃぁいい気になって! 大したスペックでもないお前が、弁護士をつかまえたからって偉そうに!」

A男が逆ギレしたそのとき、私の彼がスッと前に出ました。

「あなたのほうからおいでいただき、探す手間が省けました。さっき仰っていた裕福な年輩女性のご主人の弁護ですが……実は、私が担当していましてね」

A男は観念したのか、その場に座り込んでしまったのでした。

その後、A男は慰謝料返済のためアルバイト漬けの毎日を送っているよう。一方、私は弁護士の彼からプロポーズしてもらい、無事に結婚! 現在は子どもも生まれ、家族仲良く暮らしています。

※実際の体験談をもとに作成しています。


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ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

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