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エルヴィス・プレスリーの孫娘ライリー・キーオ、グレイスランドの所有者として「家族の家を保存していく」

  • 2024.9.30
Riley Keough at the IndieWire Honors at Citizen News on June 6, 2024 in Los Angeles, California.

ライリー・キーオが、祖父エルヴィス・プレスリーが愛したグレイスランドの未来について、決意を明かした。「私の望みは、祖母(プリシラ・プレスリー)のしてきたこと、そして母(リサ・マリー・プレスリー)のしてきたことの継承、つまり私たち家族の家を保存していくことです」

ライリーの母で、エルヴィスの一人娘リサ・マリーは、2023年1月に54歳の若さでこの世を去った。葬儀はグレイスランドで執り行われ、棺は父や2020年に自死した息子ベンジャミン・キーオの眠る敷地内に埋葬されたが、その後に遺産を巡ってライリーとプリシラの係争が勃発。同年5月に和解し、ライリーただ一人が亡き母の遺産管財人となり、テネシー州メンフィスにあるグレイスランドの所有者、そして15歳の双子の妹フィンリーとハーパーに残された遺産の管理者となった。

ライリーは、母が遺したドラフト音源を基に、母の回顧録『From Here to the Great Unknown(原題)』を上梓。「ピープル」のインタビューで、こう語る。「母はエルヴィス・プレスリーの娘でしたので、常に話題になり、議論され、分析されました。母が回顧録で伝えたかったこと、そして私が母のために仕上げる中で願ったことは、雑誌の見出しに書かれたイメージに隠された、母の姿とその核心です。母を立体的な人間とし、最高の母であり野生児、友人として勇敢な姿、アーティストとして過小評価されたこと、率直で楽しく、トラウマを抱える一方で喜びに満ち、悲しみも持つ……そんな彼女のすばらしい生涯のすべてを綴りたかった。生前には叶いませんでしたが、私は彼女自身の声で伝えたいのです」

『From Here to the Great Unknown』は10月8日(現地時間)に発売される。

Text: Tae Terai

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