セザンヌは、19世紀の印象派と20世紀のキュビズムの橋渡しとなった画家だ。自然を観察し、自分の感覚や感情表現に注力したセザンヌは、「りんごひとつでパリを驚かせたい」という名言を残し、60点以上描いたりんごの絵によって独自のアカデミックな技法を確立した。
アフタヌーン・エキシビション『砂糖壺、梨とテーブルクロス』は、メズム東京 オートグラフ コレクションとポーラ美術館のコラボレーション企画第2弾だ。ポーラ美術館の協力のもと、セザンヌの生涯と作品の世界観が楽しめるアフタヌーンティーに仕立てた。
メインプレートは、シャンパン モエ・エ・シャンドンを使用したグラニテで砂糖壺を表現。洋梨のコンポート「ポワール・ベル・エレーヌ」で梨を、生クリームとメレンゲにりんご、キャラメリゼしたアーモンドが入った「ヌガー・グラッセ」でりんごを再現した。これをテーブルクロスに見立てたナプキンを添えて提供し、テーブルの上に絵画の世界観を作り上げる。
8種類のセイボリーとスウィーツは、仏・プロヴァンス地方出身のセザンヌにちなんだもので構成。プロヴァンス発祥とされるパン「フーガス」、フランスの家庭料理「ラタトゥイユ」やパリの人気デザート「バシュラン」を用意する。
さらに自家製のコーディアルシロップを使用した「ラベンダー香るオレンジスカッシュ」、メインプレートには、ノンアルコールのサングリアシロップをいれた「りんご風味のスパイスチャイティー」がつく。
窓越しに眺める東京の水辺の輝きと浜離宮庭園の絵画のような景色や、館内に流れる音楽とともに、芸術の秋・食欲の秋を満喫して。
TOKYO WAVES アフタヌーン・エキシビション チャプター12『砂糖壺、梨とテーブルクロス』
提供期間/~1月10日(金)
提供場所/バー&ラウンジ「ウィスク」 東京都港区海岸1-10-30 メズム東京 オートグラフ コレクション 16F
提供時間/平日 14:00~、14:30~、 15:00~、18:00~、土日・祝 14:00~、 14:30~、15:00
・1日前の21:00までに要予約
料金/平日:7,000円~、土日・祝 8,000円~(いずれも税・サービス料込)
https://x.gd/zywGA
Text: Aya Hasegawa