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散歩でテンションが上がり、リードに絡まり動けなくなる… ちょっぴりおバカでかわいすぎる柴犬の日常

  • 2024.9.30

数々の「飼いたい犬種」ランキング1位を総なめするほど、国内外で高い人気を誇る柴犬。国内で飼われている日本犬の約8割を占めると言われるほど、たくさんの人から愛されている犬種だ。『しばんばん』(オオゴシヤステル/KADOKAWA)は、そんな柴犬のかわいすぎる日常をたっぷり描いた作品だ。愛らしいしばんばん(=柴犬)たちの姿に癒やされて元気になれるので、犬好きの方はぜひ手に取ってみてもらいたい。

ピンと立った三角の耳に、くるんと巻かれたしっぽ。そして、もふもふの体毛がかわいらしくてたまらないしばんばんは、その見た目以外にも魅力がいっぱいだ。人間の食事を見て、「ボクのですよね?」と言わんばかりのキラキラとした瞳で見上げてくるしばんばん。散歩でテンションが上がりすぎて、リードに絡まり動けなくなるしばんばん。

そうしたちょっぴりおバカな行動も、愛らしくてたまらないのではないだろうか。本作では、何ごとにも全力投球で突き進むしばんばんたちの姿が、余すところなく描かれている。

柴犬は元狩猟犬として活躍してきたこともあり、散歩が大好きな犬種。だからこそ、毎日の散歩には「おバカわいい」ドラマが巻き起こる。良い感じの枝を拾ったしばんばん。横にくわえてルンルンで歩いていると、途中でガンッと引っかかって先に進めなくなる…。きっと犬を飼ったことがある人なら、一度は見たことがあるような光景に、思わず笑ってしまうはずだ。

本作最大の魅力は、「柴犬が主役」の4コママンガであることだ。人間のキャラクターはほとんど登場せず、しばんばんたちが言葉を喋って行動していくので、純粋にしばんばんだけを愛でられる。ストーリーや伏線など、小難しいことを考えずただしばんばんのかわいさを堪能させてもらえるのがありがたい。

2巻では、むちむちの子犬期「むちころばんばん」とのエピソードや、季節を感じるしばんばんのお話などが楽しめる。疲れているときや辛いことがあったときなどはぜひ本作を手に取って、ただただかわいい、しばんばんたちを眺めて心から癒やされてもらいたい。

文=ネゴト / 押入れの人

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