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「息子くんがひとりで来て…」幼稚園からの電話に顔面蒼白!家で寝ていた2歳の息子がなぜ…真相は!?

  • 2024.10.1

娘が年少のときの話です。娘を幼稚園へ迎えに行く時間に、ちょうど2歳半の息子がお昼寝をしてしまったので、休みだった夫に留守番を頼みました。その日、娘の咳がひどかったのでお迎え後、病院へ行きました。受診が終わり夫に連絡しようとしたら、なぜか幼稚園から着信が……。

幼稚園から着信…衝撃の連絡が!?

何か忘れ物でもしたかな?と軽い気持ちで電話に出ると、先生から「今どちらにいらっしゃいますか?」と言われたので、病院にいることを伝えました。すると「今、息子くん幼稚園にいまして……」と言われてびっくり。状況がわからずパニックになっている私に、電話越しに「ママー! 幼稚園にいるのー!」と息子の楽しそうな声が……。

自宅から幼稚園までは徒歩7、8分の距離。どうやら息子は、ひとりで歩いて幼稚園まで行ってしまったようなのです。私は、先生に「急いで迎えに行きます」と電話を切ったあとに夫に電話をしました。

夫は寝ていたようで、息子がいなくなっていることに慌てていましたが、事情を話して幼稚園に急いで迎えに行ってもらいました。

息子の成長に驚き! 今後の対策は…

息子をちゃんと見ていてくれなかった夫に対して、私は怒り、厳しく注意。そして息子にも、ひとりで外に出てはいけないことを話しました。

鍵を閉めて家を出たはずなのに、鍵を開けてしまった息子。どうやって開けたのか聞くと、息子は得意げに玄関へ行き、解錠を再現しました。

わが家のドアは二重ロックだったのですが、普段は下の鍵だけを閉めていたため、それを見て覚えてしまったようです。息子が鍵を開けられることがわかってからは、鍵を2つとも施錠し、チェーンも閉めて勝手に外に出ないようにしました。

毎日、娘の幼稚園まで息子と一緒に歩いて送迎していましたが、まだ2歳半だったためひとりで幼稚園へ行くことはできないと思っていた私。

試しに後日、「幼稚園に案内して」と息子にお願いすると、ちゃんと幼稚園に到着しました。いつも私が注意しながら通っていた道を「ここは壁ぺったんしながら、カニさん歩きしたの」とうれしそうに話す息子。私が毎日話していたことが、ちゃんと伝わっているのだな、と息子の成長にも驚きました。

この一件で、入園前から幼稚園でやんちゃ認定されていた息子。入園面接のときに担当の先生が持っていた書類には「脱走癖あり」と書いてありましたが、在園中は先生方に見守っていただき、息子が脱走することはありませんでした。とはいえ、やんちゃボーイは変わらずだった息子。先生方には大変お世話になりましたが、今ではいい思い出です。

◇ ◇ ◇

今回は大事に至らず本当によかったですね。子どもは歩けるようになることで行動範囲が一気に広がり、好奇心も旺盛になるため、思いがけない行動をすることがあります。手が届く範囲にある鍵も開けられるようになるため、十分な注意が必要です。

また、家のドアだけでなく、ベランダの窓などを開けて転落する事故も多く発生しています。家の中にいるから安全と思わず、ドアや窓には補助錠をつけるなどの対策を講じるようにしましょう。

著者:伊藤未唯/2009年生まれの娘と、2010年生まれの息子のママ。反抗期2人の年子育児奮闘中です。

作画:うちここ

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年6月)


監修者・著者:助産師 松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

ベビーカレンダー編集部

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