非日常のパラダイス！ デザインのいい国内の“隠れ家”宿9選

森に離島、渓谷まで、プライベート感＆非日常感たっぷりなパラダイスへ！

那覇空港から車で約90分、沖縄・今帰仁村（なきじんそん）の小高い丘の上にぽつんと佇む、真っ白な箱のような「EMIL NAKIJIN（エミル ナキジン）」。

小川晋一都市建築設計事務所が手がけた、わずか全5室のみのスーパーミニマルなスモールラグジュアリーホテルは、南の島のモダンな隠れ家といった雰囲気でゲストを迎えてくれる。

部屋の広さは38～53平方メートル。最初はシャープな白に圧倒されるけれど、きちんと落ち着ける空間となっている。窓の外に広がる緑の森や真っ青な海と空のコントラストを楽しみながら、心穏やかに過ごせそう。

TVの配線やエアコンなども目立たないよう細部にまでこだわってデザインされており、まるで美術館のような雰囲気がミニマル愛好派の心をくすぐるはず。

また、全室にプライベートインフィニティプールと露天風呂を完備しているところもありがたいポイント。海を眺めながらひたすら部屋でのんびり過ごしてもいいし、少し足をのばして、橋で渡れる離島・屋我地島（やがじしま）や古宇利島（こうりじま）を訪ねるのもおすすめだ。

EMIL NAKIJIN住所／沖縄県国頭郡今帰仁村諸志2031-139tel. 050-3095-5516

公式サイト

群馬・みなかみの静かな山間部、総敷地およそ3万5000坪の敷地に立つスタイリッシュな湯宿「別邸 仙寿庵」。

建築家の羽深隆雄が手がけたこの宿は、ガラス張りの曲面廊下や京土壁、組子障子、江戸墨流しなど、匠の技や伝統工芸を随所に取り入れており、“旅行業界のアカデミー賞”とも称される「ワールド・ラグジュアリー・ホテル・アワード」をたびたび受賞している。

客室は、テラス付きの和室から洋室、和洋室まで8タイプ全18室あり、すべて源泉かけ流しの露天風呂付き。プライベートな空間の中、桜や新緑、紅葉、雪景色など、谷川岳の四季折々の姿に癒されながらゆったりくつろげる。

内湯と露天風呂もそれぞれ2つずつあるので、谷川のせせらぎをBGMに湯浴みも堪能しておきたい。サウナやエステも要チェック。