「人生は決して目的地ではなく、経験そのものが重要である」──ココ・カピタンの大規模個展がスパイラルガーデンで開催

ココ・カピタンは、人生の不確実性と自由の象徴として、変わりゆく海をテーマに創作活動を行うアーティストだ。

スパイラルガーデンで行われる展覧会「L057 L053R」では、ゴースト船長が操る実物大のヨットがスパイラルガーデンの床から突き破って出現するというオリジナルストーリーに基づいたインスタレーション作品を発表。実物大のヨットがスパイラルガーデンに出現する。そのほか、日本初公開となるハンドライティングによるテキストベースのペインティング作品や写真作品など、新作を含む多数の作品がお目見えする。

同展を通してカピタンが表現するのは、「人生は決して目的地ではなく、経験そのものが重要である」という自身の哲学だ。広大で美しくも予測不能な海を人生に例え、未知に身を浸し、不確かさを受け入れることで初めて真の知恵と内的な自由が生まれるというメッセージを込めた。

会場ではカピタン自身のブランド「CAPITANA」のオリジナルグッズも販売。 Tシャツやフーディ、マグに加え、カピタン本人のハンドライティングが施されたスニーカーも数量限定で販売する。

『L057 L053R』Coco Capitán

会期／10月2日（水）～14日（月・祝）

会場／スパイラルガーデン 東京都港区南青山5-6-23 スパイラル1F

開催時間／11:00～19:00

入場料／無料

https://www.spiral.co.jp/topics/spiral-garden/coco-capitan

Text: Aya Hasegawa