岡本翔子の星占い 【蠍座】10月の運勢 「勇気ある撤退をしよう」

蠍座

10月24日～11月22日生まれ

Let’s make a courageous retreat.
「勇気ある撤退をしよう」

蠍座はエネルギーの埋蔵量が多いと言われる星座。大変なスケジュールを「もう無理」と思いながら、やり遂げてしまうこともしばしば。また人に任せるよりも自分でやったほうが楽、とさらに自分自身に負荷をかけてしまいます。

10月下旬には蠍座の季節が始まりますが、それまでは少しペースを落とすとよいでしょう。今のあなたに必要なのは、敢えて立ち止まったり、自分の過去を振り返ったりする時間です。

このメッセージの「勇気ある撤退」という表現に、retreat－リトリートという言葉が使われています。最近よく聞く言葉ですが、撤退や避難という意味があります。また隠居、隠れ家、避難所を指すことも。

無理をすれば何とかなるけど、「敢えてやらない」宣言をしてみては。周りの期待に応えたくて頑張っていることなども、一旦やめてみる。もしくはしばらくお休みするのもあり。すると本当にやりたいことが見えてきます。

美と調和を司る金星が10月18日（金）まで蠍座を運行します。今は心に栄養を与えたい期間です。美しいものをたくさん見ると、枯渇したエネルギーが再び満ちてきます。この金星は蠍座に人気運も授けます。

注意したい男性は？

魅力的ではあるものの、訳アリの男性が近づいてきます。相手のバックグラウンドをよく知らないうちに、つき合いを始めないほうが無難です。

10月23日（水）には太陽が蠍座入りして、あなたにスポットライトが当たります。週末には少し遠出をすると、幸運な出来事がありそうです。

月が導くあなたのターニングポイント

月が天の蠍座を運行するのは10月4日（金）夜～10月7日（月）朝まで。目的を持って何かを達成したい、人生の方向づけをしたいと願うのなら、この期間中に小さなアクションを。また会いたい人に連絡を入れる、自分にちょっとしたご褒美をあげるのにもよい日です。さっそくスケジュール帳のその日づけに印をつけて、夜空で輝く月を味方につけてください。

岡本翔子（おかもと しょうこ）

心理占星学研究家。英国占星学協会会員で、日本における心理占星学のパイオニア。占星術や月に関する著書・翻訳多数。

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文＝岡本翔子
イラストレーション＝INEMOUSE