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可愛い子には旅をさせよ。子どもたちの選択肢と視野を広げてくれるタイ旅

  • 2024.10.1

旅は、必然的に初めての経験や新しい発見に出逢わせてくれる。

街並みから文化まで日本と違い、様々な角度から楽しむことができる旅は、私が海外を旅する理由のひとつ。子どもができた今も海外へ連れて行きたい!と思い、子どもたちとタイへ行ってきました。

子どもたちと行ったタイは、たくさんの学びがあり、多くのことを体験させてあげることができました。

日本では食べれないものを味わったり、この国ならではの体験をして、いい時間を過ごせた旅育inタイをご紹介します。

未知の世界への探求心

「旅育」は、「旅」と「教育」を組み合わせた言葉で、主に自然や異なる文化・環境を通じて学ぶ教育のこと。普段とは異なる環境での経験を通じて、実践的な知識とスキルを養い、自己発見と成長を促進します。

タイでの経験は視野が広がることにつながったり、新たな価値観を知れたことがたくさんありました。子どもたちにとっての"初めての経験"が盛り沢山!今回はそんな子どもたちの冒険をお送りします!

大迫力の動物との触れ合い体験

タイに行くことがあればやりたい!と思っていたのは象乗り体験。日本では動物園で見る象に、タイでは乗ることができます。

なかなかできない体験だからこそ、チェンマイで子どもたちと象乗り体験にチャレンジ!

大きな体の象に最初はドキドキでしたが、いざ乗ってみるとのっそのっそ歩く背中のうえで笑顔の子どもたち。背中に乗るとこんなに高いんだ!と驚いていました。

象の顔には毛が映えていることや、鼻の先はどんな形をしているか、並ぶとどれくらい大きいのかを間近で見ることでできます。図鑑で見るだけではわからないリアルを感じられるのがいいところ。

バンコク郊外にあるサファリワールドでは、200党もキリンに餌やりをすることができます。

ちょうどキリンの顔の高さに餌やり場があるので、普段は見上げているキリンの顔が目の前に……!そして長いまつ毛と伸びる舌。

「餌をちょうだい〜」と近づいてくるキリンに怖がりながらも、ニンジンをあげることができました。

首を伸ばして近づいてきた瞬間に優しくキリンを撫でることもできるので、どんな手触りか知ることもできます。実物を知ることで好奇心も掻き立てられます!

他にもここのサファリワールドでは、有料ですが色んな動物と写真を撮ることができます。

日本でやるよりは安いよね……!という気持ちと海外へ来たら経験に投資!と考えていたので、しっかり課金して写真を撮ってもらいました。

第五感を刺激!海での出会いに感動

タイの南部に浮かぶタオ島は、透明度が高いターコイズブルーの海が広がる美しい島。

海に潜ればたくさんの魚が泳いでおり、ダイビングやシュノーケリングが楽しめる場所です。

タオ島には昨年より連続で訪れたのですが、最初に行ったとき妹はうまくシュノーケルを使いこなせなく、海中の魚をうまく見ることができませんでした。

その後、お風呂で練習をしたおかげで次に訪れた際にはライフジャケットをつけて、長い時間顔を水のなかに入れてぷかぷかとシュノーケリングを楽しむことができました。

こうした成長を感じたり、できるようになった!と達成感を味わえるのも嬉しいですね。

お兄ちゃんは潜ったり魚を追いかけたりと、海の世界を楽しんでいました。

幸運なことにウミガメにも出会えて大興奮!手を伸ばせば届きそうな所を泳ぐカメとの出会いは思い出にもしっかり残っており、夏休みの絵日記にも描くほどでした。

初めての味に挑戦!食事を楽しもう。

タイの市場に行くと、日本では滅多に見ないフルーツがいっぱい。せっかくだから食べてみよう!とランブータンやドラゴンフルーツ、ロンガンなどを購入。

どうやって剥くかもイメージできない果物たちを、見よう見まねで剥いてパクリ。

……おいしい!初めての味を知ることができました。

また別の機会には、楽しみにしていたココナッツジュースをトライ!

飲んでみたら、ぬるくてなんだか甘くない。嬉しそうだった表情が一気に「うえええ……」といった表情に変わっていきます。笑

子どもたちにとっては「思ってたのと違う……」となっていました。実際に口にすることで、どんな味だろう?と想像から知識に変わるのは、学びにも繋がります。

いろんな味覚を味わえるのも嬉しいですよね。色んな味を知って、食事を楽しんでくれるようになり、好きな食べ物が増えるといいなと思っています。

ほかにもタイティー、カオソーイ、青パパイヤ、お肉の串焼きなどなどたくさん美味しいものを堪能しました。

記憶に残る、絶景に出会おう

バンコクの北に位置するチェンマイで毎年開催されるイーペン祭り、コムローイ。夜空に舞い上がる無数のランタンは美しく、ディズニー映画ラプンツェルのモデルになったとも言われています。

死ぬまでには一度はみたい!と願い、いけるうちに行っておかなきゃ!と思い、訪れることにしました。

念願叶い見れた光景は、ゆっくりと空へ舞い上がるオレンジ色のランタンは言葉を失うほど。その美しさに圧倒されながらカメラのシャッターを切りました。

子どもたちも幻想的な世界に見惚れ、素敵な時間を過ごし良い思い出です。今では、テレビは本などでコムローイを見るたび「あ!これ行ったことあるよ!」と見た景色を語れるようになっています。

伝えるという気持ちを持つ大切さ

海外に出ると、言葉が通じないことは多々あります。子どもたちは日本語以外話せません。しかし言語ができなくたって学べることはあると思っています。

船に乗ってシュノーケリングツアーに参加したとき、他にもたくさんのお客さんが船には乗っていました。

おやつに出されたテイクフリーのクッキーが届かなかったとき「ジェスチャーで近くの人にお願いして取ってもらってごらん」と伝えると、なんとか身振り手振りでクッキーをゲット!

言葉が通じなくても、コミュニケーションが取れるということを実感できたかなと思います。

こうした経験の積み重ねこそが自信に繋がったり、もっと意思疎通ができるようになりたい!と言語を学ぶきっかけになれば嬉しいです。

これからの人生を豊かにしてくれる旅

海外での経験は、子どもたちにとって冒険と学びの機会で溢れている。

新しい環境での経験は好奇心が掻き立てられて、知らなかった異文化にのことを知り、これからの人生をよりいいものにしてくれるなと実感します。

そしてたくさんの経験が、彼らの視野と選択肢を広げてくれるはず!

そんな子どもたちの成長を横目で成長を見せてもらうことで、親も新たな気づきがあったり初心に返れたりと、貴重な時間を過ごさせてもらうことができます。

だから旅ってやめられないんですよね。

さて!また来年もタイへ行こうかな!

All photos by Sachiyo

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