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あなたは大丈夫?「愛されたい症候群」の原因と克服方法

  • 2024.9.30

「愛されたい症候群」とは、誰かに愛されたいという気持ちが強く、孤独を感じている状態のこと。この記事では、「愛されたい症候群」になってしまう原因や、克服するための方法について解説。満たされない感情に悩んでいたり、生きづらさを感じていたりする人はぜひチェックしてみて。

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愛されたい症候群とは

“愛されたい”という気持ちは、誰しもが抱くもの。でも、その気持ちが強すぎると、辛い思いをしてしまうことも。「愛されたい症候群」とは、文字通り“愛されたい”という気持ちが強く、満たされない気持ちを抱えた状態のこと。

他人を振り回したり、嫉妬深い態度をとったり、愛情を求めて浮気性になったりと、恋愛関係や友人関係に悪影響を及ぼす可能性がある。幼少期の愛情不足や過去の恋愛のトラウマ、もしくは自己肯定感の低さが原因になることも。

セルフチェック! 愛されたい症候群診断

もしかして「愛されたい症候群」かも?と思っているあなたは、このチェックリストで自己診断してみて。10個のリストのうち、当てはまるものが多いほど「愛されたい症候群」である可能性が高いと言える。

パートナーがいるのに、満たされないと感じる

さみしがりやで一人行動が苦手

誰かに認めてほしい気持ちが強い

自分を好きになれない

自分の意見をあまり言わず、相手に合わせることが多い

SNSをよくチェックしている

自分には長所があまりないと思う

パートナーや友人、家族を試す行為をしてしまう

愛情を感じられない家庭環境だった

周りの人間関係を崩すのがとても恐い

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愛されたい症候群の特徴5つ

1.常に愛情を求める

相手から常に愛情表現を求め、少しでも愛情が感じられないと不安になってしまうのが「愛されたい症候群」の特徴。たとえパートナーがいて、愛情表現をされていても、「もっと愛してほしい」、「愛されている実感が得られない」と思っていたり、心の奥底で「本当に愛されているのかな?」と不安になってしまうことも。

2.依存心が強い

常に愛情に飢えているため毎日でも恋人に会いたいと思い、依存したり、過度な束縛をしてしまうことも。

3.スキンシップが好き

スキンシップが好きだけれど、特に性欲が強いわけではない……というのも「愛されたい症候群」の特徴のひとつ。これは、誰かに触れられたり抱きしめられることで、精神的な安心感を得ているから。

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4.承認欲求が強い

愛されたいという気持ちは、自分のことを認めてもらいたい、大切に扱ってもらいたいという気持ちととても似ているもの。そのため「愛されたい症候群」の人は承認欲求が強く、誰かに認められると安心するため、周りの人の評価を気にしてしまいがち。

5.不安感が強い

相手に裏切られるのではないか、愛想を尽かされるのではないかという不安に常にさいなまれているのも「愛されたい症候群」の特徴のひとつ。自己肯定感の低さもあいまって、この不安は心の大きな負担に。その不安から、他人に尽くしたり、自分の意見を押し殺すこともあれば、人を振り回したり、さらなる愛情を求めて浮気や不倫をしてしまうことも。

ELLEgirl

パートナーが「愛されたい症」の場合の対処法

パートナーが「愛されたい」と頻繁に言う場合、それは単なる甘えではなく、心の奥底で安心感を求めているのかも。以下の対処法を参考にしてみて。

・「愛されたい症」の背景を理解する

相手がなぜ常に愛情を求めるのか、その背景にある不安や寂しさを想像してみたり、聞き出してみることから初めて見て。「愛されたい」と言う言葉の裏側に隠れた本音がわかれば、「もっと認めてほしい」「もっと一緒にいてほしい」など、具体的な対処法を理解することにつながる。

・否定せず、共感する

パートナーが「愛されたい」と言うのは、単に甘えているのではなく、不安や寂しさ、愛情を求める気持ちが隠れている可能性が大。否定したり責めたりせず、共感の言葉をかけることで、より相手の心の内を聞くことができるはず。

・具体的な行動で愛情を示す

わかりやすく具体的な行動で愛情を示すことも重要に。ハグやキス、手をつなぐなど、物理的な接触も効果的。「愛している」という言葉のほか、「一緒にいて楽しい」「感謝している」など、具体的な言葉で気持ちを伝えてみるのも手。

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・安定した愛情表現をする

一時的に愛情表現を頑張って、その後はクールな関係に戻ってしまう……というような不安定な愛情表現は、相手を不安にさせ、さらに「愛されているのか」という疑問を抱かせてしまう可能性も。自分が続けていけるペースで、安定した愛情表現を示すことがポイントに。

・相手の自立を促す

相手が常にあなたに依存しないよう、自立を促すのも重要。趣味や友人との時間を大切にするよう勧めたり、一緒に新しいことを始めるのも◎。相手が自信を持てるよう、小さなことでも褒めたり、励ましたりしていくと継続しやすいはず。

・自分自身も大切にする

相手にばかり気を使いすぎると、自分が疲れてしまい、健全な関係を築けなくなってしまうことも。パートナーを支えつつ、自分の時間も大切にし、趣味を楽しんだり、友人と過ごしたりする時間を持つことも忘れずに。

・外部のサポートを検討する

相手の状態が深刻な場合は、カウンセラーなどの専門家のサポートを受けることも検討して。大切なのは、お互いが尊重し合い、協力し合うこと。パートナーの気持ちを理解し、共感することで、より良い関係を築くことができるはず。

まとめ

「愛されたい症候群」から抜け出すポイントは、まず自分の心の奥底にある傷に気づき、自分を愛してあげること。深刻な場合は、カウンセラーなどの専門家のサポートを受けることも検討してみて。

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