【SNS】「いじめられやすい人の特徴」が物議　ネット記事のスクショが拡散、「悪いのはいじめる側」と批判が…（涙）

問題の記事、SNS上でスクショが拡散

「『いじめられやすい人の特徴』と、『いじめられないための方法』を教えます」……。そういった趣旨のタイトルとともにアップされたネット記事が、SNS上で物議をかもしました。当該記事は2024年9月30日（月）14時現在、削除されたのか確認することができなくなっていますが、内容を批判するつぶやきには1万件以上の“いいね”が寄せられています。

当該記事は同月27日にアップされたものとみられます。筆者は心理カウンセラー（公認心理師）を名乗る男性で、Yahoo!ニュースのエキスパートとして個人ページを持ち、記事はそのページに掲載されたものでした。

すでに見られなくなっているため内容の全てを確認することはできませんが、記事中で触れられた「いじめられやすい人の特徴」はスクリーンショットされSNS上で拡散されています。そこには「不潔」「ケチ」「陰気」といった16項目が並んでおり、これに対してX（旧ツイッター）で批判の対象となりました。

「これではいじめられる側が悪いと言わんばかりでは」「ちょっとどうかしている」「いじめは人権侵害。いじめる側が絶対的に悪いのにそのことから目を背けている」「なぜいじめられるのかを、いじめ被害者に考えさせるのはあまりに酷」「いじめられても仕方ない人の特徴、つまり『いじめてもいい人リスト』になってしまっている」などの声が、その一例です。

また中には「背が低い、もしくは背が高い」「極端に痩せている、もしくは太っている」など体型・外見などにまで言及する項目があり、「そう言うなら背の伸ばし方（縮め方）を教えてくれ」「個々人の個性を『いじめられる原因』と言い放つのはいかがなものか」といった意見も寄せられました。

ただ一方で、「いじめる側が絶対的に悪いにしても、そうされないために対策を取ることは有意義」と、記事にも分があるの意見を述べるユーザーもいて、SNS上での議論はなお紛糾状態にあるようです。

（LASISA編集部）