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新NISAの積み立ては「毎月」じゃないほうがいい?毎日、毎週もできる!

  • 2024.9.30

新NISAで積み立てをしている人の多くは、毎月積み立てているだろうが、積立日はいつにするといいのだろうか。金融機関によるが、「月末」「月初」「10日」など、複数の選択肢から選ぶ必要があるからだ。どの日を選ぶと投資に有利になるのだろうか?また「毎月」以外にも、「毎週」「毎日」積み立てもできるようだが、毎月よりもいいのだろうか?

■「いつ買っても変わらない」が、気になるなら「中途半端な日」を選ぼう

誰しも、積み立てで買う商品を「少しでも安く買える日」にしたいだろうが、それは分からないので、結論、いつ買っても大差はない。

ただ多くの人は、給料日が25日や月末が多いことから、積立日を月末や月初にしているようだ。口座が資金不足にならないように給料日後に設定する意識が働くのだろう。

ただ、敢えて月末や月初ではない、「中途半端な日」に設定することのメリットがあることも覚えておきたい。

なぜなら、NISAは1500万口座に達し、つみたて投資枠の買い付け額は月間で3000億円を越える(2024年5月時点)。買いが集中する日は多くの買い注文が入ることが高く、買い値が割高になってしまう可能性もあるからだ。ちょっとでも有利に運びたいなら、購入日が集中しない購入日にするとよいかもしれない、という考え方だ。

とはいえ、金融機関や支払いの設定によっては日にちが選べないこともある。

ここまで「毎月」を前提にしたが、このほかにも積立日を」「毎週」「毎日」にできることもある。NISAのつみたて投資枠は年間120万円(月10万円)が上限なので、積立額の目安は、毎月なら10万円、毎週(52週換算)なら約2万3000円。毎日(月20日換算)なら5000円ずつだ。

「毎日のほうが毎日コツコツ買うので結果的に有利になるのでは?」との見方もあるが、長期投資なら結果はほとんど変わらない。月1回で、投資信託の日々の値動きが気になる人は、買い頻度を増やせばいいだろう。

■購入タイミングや頻度より重要なのは「投資対象」「投信の運用コスト」

むしろ、積立日や積立頻度よりも重要なことは、投資対象と運用コストだ。つまり「何を買うか」と「費用を抑える」ことだ。

まず「何を買うか」だが、新NISAのつみたて投資枠の趣旨は、長期で複利効果を活かすことなので、長期の目線で考えることだ。

株式か債券か。投資する国は米国なのか日本なのか世界なのか、投資す株は成長株なのか高配当株なのか……。このように投資対象をしっかりと考えて投資をしよう。旬なテーマや業界に飛びついても、長期で見れば元本割れしてしまうかもしれない。

次に「運用コスト」に関しては、NISA対象の投資信託は買い付け時の手数料はないが、注意したいのは、運用費や管理費といった運用管理費用のコストは同じ投資対象でも商品によって異なることだ。

長期投資では運用管理費用の違いが運用成果に大きく影響する。500万円を10年間運用し年率3%のリターンだとする。コストが年0.5%であれば、資産額は639万円。年2.0%なら549万円。約90万円もの差が出てしまう。

運用管理費用は金融機関公式サイト・目論見書・運用報告書などで確認して、同じ投資対象ならなるべくコストが安い投信を対象にしたい。

文/編集・dメニューマネー編集部

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