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ココ・カピタンの大規模展『L057 L053R』を開催。日本初公開の作品を含め新作を発表。

  • 2024.9.30

スペイン出身のアーティスト、ココ・カピタンの展覧会を10月2日より青山・スパイラルで開催。

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©️Coco Capitán

本展は、人生の不確実性と自由の象徴として、変わりゆく海を再解釈することを創作活動のテーマとしているカピタンによる『L057 L053R』と題した、大規模なエキシビションとなる。

会場には幽霊の船長が操る実物大のヨットが、突如地殻を破り、青山のスパイラルガーデンの床から激しく突き出し出現するという、オリジナルのストーリーに基づくインスタレーション作品を中心に、日本初公開となるハンドライティングによるテキストベースのペインティングのプローズ作品や写真作品など、さまざまな手法で本展のために制作した新作が登場する。

幽霊の船長の名は、展覧会のタイトルでもある「L057 L053R」。彼の目的は、旅そのものであり、つねに動き続け、好奇心を持ち、停泊することはない。失うことや迷うこと、失敗も恐れない。なぜならそれらも旅の一部であり、新しい発見のための手段にすぎないから。また彼は、無限の可能性を見つめることに重きを置き、何かを成し遂げたり所有したりすることに関心を持つこともないー。

本展は、広大で美しくも予測不能な海を人生に例え、目的地ではなく、航海=経験そのものが重要であり、未知に身を浸し、不確かさを受け入れることで初めて真の知恵と内的な自由が生まれるというカピタンの哲学を表現しているのだ。

また、今回の展覧会にあわせて、彼女自身のブランド、CAPITANA(カピタナ)から、Tシャツやフーディ、マグなど、特別にデザインしたオリジナルグッズを限定販売。またスペシャルアイテムとして、カピタン本人がハンドライティングを施したスニーカーも登場するのでお見逃しなく。

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ココ・カピタン:アーティスト。1992年スペイン・セビリア生まれ。2016年にロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アートで写真分野のMFA(芸術修士)を修了。ファインアートとコマーシャルアートの両分野にまたがり、写真、絵画、インスタレーション、散文など表現方法は多岐にわたる。近年は、パリ、ロンドン、東京、京都、ソウルなどで個展を開催。グッチやディオール、ルイ・ヴィトン、ナイキ、サムスンといったハイブランドや国際的な大企業とのコラボレーションも行い、活動の領域を広げている。©️Coco Capitán

『L057 L053R』Coco Capitán

会期:2024年10月2日(水)〜14日(月・祝)

会場:スパイラルガーデン

東京都港区南青山5-6-23 スパイラル1F

開)11:00〜19:00

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