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14歳の時に父が母と兄妹2人、隣人を殺害…元イタリア代表FW、あまりに壮絶な生い立ちを告白

  • 2024.9.30
14歳の時に父が母と兄妹2人、隣人を殺害…元イタリア代表FW、あまりに壮絶な生い立ちを告白
14歳の時に父が母と兄妹2人、隣人を殺害…元イタリア代表FW、あまりに壮絶な生い立ちを告白

Text by 井上大輔(編集部)

かつてイタリア代表としてプレーしたアンドレア・カルネヴァーレ氏の告白が現地で話題になっている。1990年W杯のイタリア代表メンバーでもあった同氏は現在63歳。

『La Stampa』によれば、鉄道員だった彼の父は妻を斧で殺害するとその8年後に自殺したという。

ショッキングな事件はカルネヴァーレ氏が14歳だった1975年9月に起きた。父は妻とカルネヴァーレ氏以外の子供2人、さらには隣人を殺害したという。

「あらゆる兆候があった。鉄道員として1年間ドイツで働いた後に帰国した父は、ますます奇妙で迷ったような表情を浮かべ、家族の前で母を殴り始めた。夜、一緒に食事をしているときでさえも。

彼はいつでもそうした。憲兵隊のもとに何度か行ったが、血を見なければ何もできないと言われた…。家ではいつも恐怖の空気が漂っていた。というのも、父は次から次へと暴力を振るっていた、特に母に対して。母は父の怒りの爆発に苦しんでいた。母は何年もの間、家族の前で平手打ちや殴打を受けてた。

小さな町だったので、父に知られることを母が恐れていたことに加え、恥という感覚があった。すべてが少し隠されていた。母はまともな女性だったが、父は母が浮気をしているという考えに固執していた。しかし、兵舎にいた准尉は、血を見るまでは介入できないということだった。

ある朝、父が目を覚ますと、斧を持って、家の近くの川で洗濯をしていた母を殺しに行った。姉の一人がそこにいて、私は近くでサッカーをしていた。

私は川で母の脳を拾い上げ、兵舎に持って行った。私は准尉に言った。『次に起きたのがこれだ。自分は何度ここに来たか。いま血を見ただろう』と。しかし、いま私は誰も恨んではいない。父は治療を受けられなかった病人だった」

父は事件後に施設に収容されると家に戻った1983年に自ら命を絶ったという。

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