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2歳から6年経っても宝物にしている一冊の絵本、実はママからの現実的なメッセージ

  • 2024.9.30
出典:ぎゅってWeb

わが家には8歳の長男が宝物にしている絵本があります。表紙は真っ白で題名もついていない絵本です。

絵本の内容とは…

6年前に私が双子の次男三男を出産する直前、つまり長男が“お兄ちゃん”になる直前に書いて贈った絵本です。構成はざっくりと

1.長男妊娠出産の思い出→名づけ→子育て→2歳の今元気に成長してくれてありがとう

2.次男三男を妊娠→おなかが大きくて抱っこを我慢させてごめんね、ありがとう

3.ママ入院→ママ入院中はパパや祖父母がそばにいるから心配いらないよ

4.双子を連れて退院してくるよ→双子の子育てでまた我慢させてしまうかも

5.おなかはもう大きくないから、たくさん抱っこできるよ

6.双子が大きくなったら一緒に遊んであげてね

という感じです。

長男への愛情だけで書いたわけではない

出典:ぎゅってWeb

当時の長男は2歳3カ月のイヤイヤ期真っ只中でした。保育園イヤ、手を洗うのはイヤ、お風呂に入るのもイヤ、服を着るのもイヤ、寝るのもイヤ。そんな状態での出産に私は不安を感じていました。ましてや双子、出産後は長男に手をかけられる時間が大幅に減ることは目に見えていました。

そのため赤ちゃんが泣くのはどうしてなのか、色々なお世話をしなくてはならないこと、などを知ってもらうために絵本で伝えようと考えたのです。つまり双子が生まれた後も「兄として我慢してもらうことがある」という現実を突きつける辛辣な内容も含まれています。

そしてどうしても手が足りなくなることもあるかもしれないけれど、「あなたのことは大切で大好きなんだよ」という気持ちが少しでも伝われば良いなという思いで書きました。

初めてこの絵本を読んだときの長男の反応は?

実はこの絵本を最初に長男に読んであげたのは私ではありません。なぜなら、この絵本は私が出産のために入院する前日の深夜に一気に書き上げたからです。

入院のだいぶ前から書こうと計画し画材も用意していたのですが、いざ書くとなるとどのような内容にするか決めかねて結局前日になり読み聞かせる間もなく私は入院してしまったというわけです。

私が入院中に夫や実母が読み聞かせてくれてその時にどんな反応だったのか聞いた気がするのですが、双子出産直後ということもあり、正直覚えていません。

長男だけではなく三兄弟の宝物になった

現在長男は8歳になりましたが、いまでも時々「この本読んでほしい」と持ってきます。そしてそれは次男三男も同様です。赤ちゃん時代の自分たちが登場しているので嬉しいようです。

絵本のページは最後まで使用できておらず2ページ余っているので「続きを書いて!」とも、「僕たちのお話も書いて!」とも言われます。

続きの構想は少しあるのですが、やっぱりいざ書くとなるとペンが進まず書けないまま6年もブランクが空いてしまいました。先日双子が6歳の誕生日を迎えたのでそろそろ新作に着手したいと思います。

使用した絵本台紙は無印良品のもの

出典:ぎゅってWeb

私が使用した絵本台紙は無印良品の「画用紙絵本ノート 中14枚」税込み390円(2024年9月現在)です。外面はハードカバーのためとても丈夫ですし、中面は画用紙で6年経過してもほとんど変色はありません。

“伝える”手段としての絵本、ぜひ手作りして家族の宝物にしてみては

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<ぎゅってブロガー/サンタの母>

7歳と5歳双子の三兄弟ママ / 学校薬剤師 / 幼児食アドバイザー。フルタイムワーママを経て現在は非常勤。仕事と子育てのバランスを模索中。元気があり余っている三兄弟とのリアルな日常をブログに綴っていきたいです♪

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