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大学進学率が世界でいちばん高い国はどこ?3位は『トルコ』、2位は『マカオ』!気になる第1位はどこの国?

  • 2024.10.13
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

大学進学率といえば、経済や教育への投資が国の将来を左右する指標の一つとして注目されています。進学率が高い国は、どのような教育環境や政策によって若者の学びをサポートしているのでしょうか?

今回は、「2023年の世界の大学進学率」ランキングをもとに、進学率の高い国ベスト3を紹介します。気になる日本の進学率も記事の後半で取り上げていますのでぜひチェックしてみてくださいね。

第3位 トルコ(127.58%)

トルコ』は近年、急速に大学進学率を伸ばしています。2023年の進学率は127.58%と、適齢人口を大きく上回る結果となりました。この背景には、トルコ政府による教育改革や、大学の大規模な拡充があります。国内外からの学生が増加し、多様な学問分野が発展しているのもトルコの特徴です。

また科学技術分野や医療分野への関心が高まり、トルコは教育へのアクセスを拡大させるだけでなく、国際的な学術協力にも力を入れています。今後、ますますグローバルな学びの場として注目されるでしょう。

第2位 マカオ(129.15%)

第2位にランクインしたのは、アジアの教育拠点として急成長を遂げている『マカオ』です。マカオの進学率は129.15%と非常に高く、これは小さな地域にも関わらず、多くの学生が国内外から集まることを示しています。

マカオは東洋と西洋が交差する文化の中で、多言語・多文化教育が盛んで、国際的なビジネスや観光業を担うリーダーを育成する場として人気があります。また、近隣の中国本土や東南アジア諸国からの留学生も増加しており、マカオはアジアでの大学進学のハブとしてその存在感を強めています。

第1位 ギリシャ(166.67%)

栄えある第1位は、『ギリシャ』です。進学率は驚異の166.67%と、世界でも圧倒的な数字を誇っています。この進学率の高さの背景には、ギリシャの歴史的・文化的な教育への重視が挙げられます。哲学や科学の発祥地でもあるギリシャは、伝統的に高等教育が尊重されてきました。

現在でも多くの若者が大学進学を目指しており、政府による教育への補助や奨学金制度も充実しています。ギリシャの大学はヨーロッパ各国との連携が進んでおり、国際的な教育の場としてもますます注目されています。

気になる日本の進学率は...?

今回のランキングでは、ギリシャ、マカオ、トルコと、異なる背景を持つ国々が上位にランクインしました。これらの国々は、それぞれの文化や経済状況に合わせた教育政策を取り入れ、大学進学率を高めています。一方、日本の進学率は64.63%で世界50位と、まだまだ改善の余地があるといえるでしょう。

日本もこれらの国々を参考にし、大学進学のさらなる支援を進めることで、若者たちが未来を切り開くための教育環境を整えることが求められています。


出典:GLOBAL NOTE 世界の大学進学率 国別ランキング・推移(https://www.globalnote.jp/post-1465.html)

※今回の数値は、年齢に係わらず大学での総就学者数を大学在学適齢人口で割った比率でグロスベースの進学率を表しています。