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「大人になってから見返すとめちゃくちゃ面白い」アニメ『あたしンち』の"感動回"を3話厳選 

  • 2024.10.10
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TRILL作成 ※画像はイメージです

大人気アニメ『あたしンち』。母、みかん、ユズヒコ、父の4人家族・立花家を中心とした日常の物語です。2002年に放送開始し、2024年にも新シリーズが放送されるなど、大人から子どもまで幅広い世代に親しまれています。何気ない日常を描いた物語ですが、数あるエピソードの中で、涙を誘うような"感動回"があるのをご存知ですか?

SNSでもこれらの感動回について度々話題になっており、「大人になってから見返すとめちゃくちゃ面白い」「神回」などの声があがっています。

今回は「『あたしンち』の"感動回"3選」をご紹介。観たあとは、家族や友達などの大切な人に会いたくなるかも……?

第57話『ユズ、男同士』

ユズヒコは、ユズヒコのクラスメイトで親友の藤野といっしょに学校に遅刻してしまいます。2人で廊下に立たされているときに鼻血が出てしまった藤野は、鼻を押さえたまま次の授業を受けることに。

藤野の様子を見た英語担当の唐沢先生は、「学校でなに興奮してんだ?」「何かいいもんでも見たか?」と藤野をからかいます。クラスメイトの笑いが起きる中、唐沢先生は「そんなにきびヅラで鼻血ブーなんて露骨なやつだな」「鼻の下伸ばさずに成績伸ばせ」と更に畳みかけます。普段はお調子者の藤野も流石に堪えきれず、保健室へ行くことに。それを憤った様子で見ていたユズヒコは、藤野に付き添うことにします。2人で廊下を歩きながら、ユズヒコは「あいつくだんねえな」「あいつほんとくだんねえよ」と感情的になるユズヒコ。藤野も鼻を押さえたまますすり泣きます。

そんな中、突然ユズヒコを呼び止めた藤野。ユズヒコが不思議そうに振り返ると、藤野は自分の指についた鼻血を「ピーっと」とユズヒコの鼻につけるのです。逃げる藤野をユズヒコが追いかけ、いつも通りの2人に戻りました。

鼻血を止めるためにトイレットペーパーを持ってきたり、対処方法を考えたりするユズヒコのさりげない優しさにも注目です。

第63話『母、メリークリスマス』

もうすぐクリスマス。母はクリスマスケーキのカタログを見ながら、家族に「クリスマスケーキどうする?」と問いかけます。 しかし、24日はみかんも父も帰りが遅いと発覚。クリスマスイブは母とユズヒコ2人で過ごすことになりました。母はユズヒコに「こうなったら2人で思いっきりメリークリスマスといこうか」と提案しますが、難しい年頃のユズヒコはあまり乗り気ではありません。

そしてクリスマスイブ当日、母はクリスマスムードに包まれた町へ買い物に出かけます。ショーウィンドウのクリスマスケーキに目を奪われますが、「いいよ、ケーキは」というユズヒコの発言を思い出し落ち込む母。シュンとした様子で町を歩いていると、2人の小さな姉弟とその母親が楽しそうに歩いているのを目にします。母は、みかんとユズヒコがまだ小さかった頃を思い出しながら「そろそろ最後のクリスマスかな……」とつぶやきます。

その夜ユズヒコが帰宅すると目に飛び込んだのは、飾り付けられた部屋とクリスマス仕様のディナー。さらに、みかんと父も想定より早く帰宅し、家族4人でクリスマスケーキを食べて、いつも通りのクリスマスを過ごすのでした。

いつも明るい母がセンチメンタルになる様子に共感できるエピソードです。みかんとユズヒコのかわいらしい幼少期にも癒やされます。

第604話『ユズ、ゲームを買う』

ユズヒコとクラスメイトの藤野、ナスオの3人は、今週末発売されるゲーム「ファンタジーハンターV」を楽しみにしています。どのキャラを使うか話し合ったり、通信機能でみんなで遊ぶことを想像したり……。ゲームを買ったらみんなでレベル上げすることを約束します。そんな中、ナスオが発した「予約したし、あとは待つだけだ」の言葉に、予約をしていなかったユズヒコと藤野は凍りつきます。ユズヒコと藤野の2人はいくつかの店舗を回りましたが、どこも予約はいっぱい。当日分に期待することにしました。

しかし発売日前日の夜10時、ニュース番組の中継を見たユズヒコは、すでに量販店に「ファンタジーハンターV」を求める人々の行列ができていることを知ります。同じ番組を見た藤野から家に電話がかかり、今から並びに行ってはダメか?と母に頼みますが、中学生が夜出歩くのを許されるわけもありません。
発売日当日の朝、始発に乗って店へ向かったユズヒコと藤野。大行列に衝撃を受けながらも開店時間を迎え、売り場に到着した2人はゲームの在庫が残り1本であることを告げられます。
どちらか1人しかゲームを手に入れられない状況で、ユズヒコは藤野にゲームを譲りました。

1週間後の入荷日に無事ゲームを購入できたユズヒコは、藤野とナスオに「レベル差ついてるからさ、やり込んで3日で追いつくから待ってろよ」と宣言しました。ところが、藤野とナスオの2人は「レベル差なんてねえよ」と、その場でゲームを開封するのでした。
あんなに楽しみにしていたゲームを、ユズヒコといっしょに始めるために1週間我慢していたのです。

楽しみにしていたゲームを藤野に譲ったユズヒコと、そんなユズヒコを待っていた藤野とナスオ。3人の熱い友情物語に目頭が熱くなります。

まとめ

以上の3本が「『あたしンち』の"感動回"3選」でした!『あたしンち』のなにげない日常のワンシーンを切り取ったエピソードは、私たちの大切な人について考えるきっかけにもなります。ぜひ、観てみてください!


あたしンち
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