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子どものご飯、右のお皿では出さないで!プロが語る『NGな理由』に「めちゃ効果ありそう」「全然違う」

  • 2024.10.8

さまざまな方法を試しているのに、「なかなか子どもがご飯を食べてくれない」と悩んでいる保護者の方も多いのではないでしょうか?食べムラがあったり、おかずは食べるけど白米は全く食べてくれないといった声も聞かれます。

6歳と3歳のお子さんのママであり、離乳食・幼児食コーディネーターとしても活躍するゆき(@yuki_rinyusyoku)さんが「子供の食欲が低下する原因のひとつ」についてX(旧Twitter)に投稿すると、「驚きです」「全然違う」と注目を集めています。

その原因とは一体なんでしょうか?

その投稿がこちら!

 

 

 

大きなお皿に入っているほうはご飯の量が少なく見え、小さいお皿に入っている方は多く見えますよね。

しかし、実はお皿に入っているのは、どちらも100gのご飯なのです!

ゆきさんによると、お皿の余白を多くして盛り付けると、同じ量でも少なく見えるため、「食べられそう!」という気持ちになる効果が期待できるそうです。

特に、少食の子どもや食欲が落ちている時期のご飯は、大きめのお皿に盛り付けてみるのもひとつの手ですね。

お皿の大きさだけでなく色も大事なポイント!

ゆきさんに、他にも子供のご飯を盛る時のポイントについて詳しくお伺いしました。

---同じ100gだとは目からウロコでした!他にも食欲が低下する見た目の原因はありますか?

他に食欲に影響するものとしては、『色』があります。子どもは本能的に、緑は『成熟していないもの』、黒は『こわい、くさっている、食べられないもの』と、捉えてしまうことがあります。たとえば、食卓に緑の野菜(小松菜やほうれん草など)、黒い食べ物(ナスや黒ゴマ)ばかりが並ぶと、食べたがらなくなってしまうことがあるんですよね。

逆に、赤やオレンジなどの色は、食欲アップ効果が期待できます。

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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

緑や黒などの食材を使う時は、トマトや人参など温かみのある色の食材を組み合わせたりすると、食欲があがる可能性があります。

また、食べ物だけでなく、食器の色なども食欲に関連があります。
たとえば、青いお皿など寒色系の食器には、食欲を抑える効果があるんですよね。

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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

食欲を高めたい時は、オレンジや黄色など明るい色の食器を使ったりランチョンマットを敷いたりして、食材以外のものの力を借りる方法もおすすめです。」

---同じ食べ物でも色によってさまざまな効果があるのですね!ご飯を出す時に、別々のお皿で出すのと、大皿にご飯もおかずも盛るのと、どちらが食欲低下に繋がりにくいのでしょうか?

食欲アップ効果を狙いたい時は、お皿に別々に盛る方法がおすすめです。 大きなお皿に一緒に盛ると、たとえば副菜を食べきったとしてもお皿の上にはまだおかずがのっているので、食べきれた実感が薄くなることがあるがあります。

反対に、別々に盛った場合は、空になったお皿の枚数が増えるので、食べ切れた自信やたくさん食べた満足感が高まりやすくなります。その結果、食事の時間に前向きになり、食べる量が増える効果が期待できます。 」

---知らないことがたくさんありました。素敵なお話をありがとうございました!

「効果ありそう!」とユーザーから喜びの声

こちらの投稿にはさまざまなコメントが寄せられていました。

たしかにこれめちゃ効果ありそう!!
盛り付けのお皿の大きさで、違うように見えるのですね。驚きです。
全然違う

このポストで見た目の効果によっても「子どもの食欲が変化する」ことを知った方から驚きと賞賛のコメントが寄せられていました。

食材や味だけでなく、視覚の効果も使って、ご飯の時間が楽しくなるような方法を見つけられるといいですね!



取材協力:ゆき(@yuki_rinyusyoku)さん