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【推理クイズ】「7人でじゃんけん!のびている指の数は全部で13本」→グーを出したのは何人?

  • 2024.11.1
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今回は「え?それだけでわかる?」と思ってしまうようなクイズを出題!
よーく考えてみてください!

問題

7人でじゃんけんしたところ、のびている指の数はぜんぶで13本でした。
グーを出したのは何人

解答

答えは2人です。

解説

指の数が13本であることを丁寧に考えてみましょう。そんなに何通りも考えなくても答えはでます。
まず、グーの人が何人いたとしてものびる指の数は0本なので、13本はチョキとパーの数で構成されていることわかります。

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ここで、パーが1人なら5本、2人なら10本、3人ならば15本のびた指があるはずですから、パーは2人以下であったことがわかります。チョキを出した人全員分の指の数は、パーを出した人が0人の場合13-5×0=13(本)、1人の場合13-5×1=8(本)、2人の場合13-5×2=3(本)になるわけですが、

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チョキの指の数は2の倍数、つまり偶数になるはずなので、パーが1人の場合のみ問題の場面にあてはまり、チョキを出した人は8÷2=4(人)だったとわかります。したがってグーを出したのは、7-1-4=2(人)です。

「もしも」で考えよう!

「もし、~~だったら」と場合を分けて考える方法は数学でよくでてきますね。漏れがないように丁寧に考えることが大切です!


文・編集:河野梓(ずーさん)

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「わかるって楽しい!考えるって面白い!」を合言葉に算数の教材や算数ナゾトキ、算数クイズを作っています。考え抜く力を育む 教えてくれない!?算数パズル塾Pazoo主宰。3児の母。

監修:横山明日希
株式会社math channel代表。老若男女問わず幅広く数学・算数の楽しさを伝える「数学のお兄さん」として活動。公益財団法人日本数学検定協会認定幼児さんすうシニアインストラクター。

監修:株式会社math channel

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『"体験"を通して、算数・数学を身近に』を理念に掲げる算数・数学コンテンツ企画グループ。 算数・数学の楽しさを伝える活動を約10年間続ける「数学のお兄さん」こと横山明日希が代表、プログラムの監修を行なっています。学校や塾とも一味違った切り口や内容を扱った算数コンテンツの展開を通して、これまでなかった「新しい算数・数学の学び」の機会を全国各地の人々に提供中。