「世界遺産が多い国」ランキング！3位『フランス・ドイツ』、2位『中国』を抑えた第1位はどこの国？

歴史的・文化的価値を誇る「世界遺産」。観光の目的地として世界中から注目を集め、旅行者の心を惹きつけてやみません。今回は、世界遺産の登録数が多い国ベスト3をランキング形式でご紹介します。

各国には圧倒的な景観や壮大な建造物が揃い、その魅力を存分に味わえます。次の旅行計画にぜひ参考にしてください。

第3位 フランス・ドイツ（同率52件）

フランスとドイツは、歴史と自然の調和が見事な国々です。フランスでは、モン・サン＝ミシェルやヴェルサイユ宮殿が特に有名で、観光客に強い印象を与えます。海に浮かぶモン・サン＝ミシェルは、修道院とその景観の美しさで世界中から観光客を魅了しています。ドイツでは、ケルン大聖堂やライン渓谷が人気。ゴシック建築の最高傑作であるケルン大聖堂や、ライン川沿いの古城が点在する壮大な自然景観は必見です。

フランスとドイツの世界遺産は、その歴史的価値だけでなく、景観の美しさでも観光客を引きつける場所ばかりです。

第2位 中国（57件）

第2位は、中国が誇る広大な世界遺産群です。最も有名なのは「万里の長城」。世界遺産の中でもその壮大な規模は圧巻で、誰もが一度は訪れたい場所として知られています。長さ2万キロを超える巨大な建造物は、中国の歴史と文明の象徴。さらに、故宮博物院はかつての皇帝の住居であり、広大な敷地と豪華な建築美で観光客を魅了しています。

中国には他にも「黄山」などの自然遺産や、仏教遺跡で有名な「敦煌の莫高窟」など、歴史的にも宗教的にも価値のある場所が数多く存在します。広大な土地に点在する数々の世界遺産は、中国の多様な歴史と文化を深く感じさせてくれるでしょう。

第1位 イタリア（59件）

世界遺産の数が最も多い国、イタリアが堂々の第1位に輝きました。古代ローマのコロッセオやヴェネツィアのラグーン、フィレンツェの歴史地区など、数え切れないほどの世界遺産が存在します。特に、ローマのコロッセオは観光客に強い印象を残し、古代ローマ時代の壮大な遺跡を訪れることができます。ヴェネツィアのラグーンは、水上都市として知られ、絵画のような美しい景観を楽しむことができるスポットです。

フィレンツェは、ルネサンス文化が花開いた場所で、美術館や歴史的な建造物が集中しており、芸術や文化を堪能できる街として多くの人に愛されています。イタリアは、その豊かな歴史と文化的背景が深く根付いており、どの都市を訪れても驚きと感動に満ちた体験が待っています。

---

出典： United Nations Educational, Scientific and Cultural Organization (UNESCO) - World Heritage List Statistics,Number of World Heritage properties inscribed by each State Party （2024年4年時点）