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【ウエディング・パーティ最旬トレンド】vol.75 エスコートカードの最新トレンドは!?

  • 2024.9.30

全米ブライダルコンサルタント協会(ABC協会)小原義之さんが、世界のウエディング・トレンドをお届け。

Yoshiyuki Kohara

名前と座席を記したエスコートカード

欧米スタイルのさまざまな演出をお取引先や私の関わる協会関係者に紹介してきましたが、今では国内でもエスコートカードを提案される会場やプランナーがいらっしゃいますね。

エスコートカードとは、本来はゲスト一人ひとりの名前と着席いただくテーブルの番号等が書かれたもの。ウエディングのテーマに合わせてデザインされ、レセプション(披露宴)会場の受付けに設置されます。

写真は米国NYのイエローキャブのフォトスタンドをアレンジしたエスコートカード。ウエディング・テーマもずばり“ニューヨーク”でした。

Yoshiyuki Kohara

こちらはシャンパンでのお出迎えを演出したエスコートカード・ディスプレイです。ゲストは早速、グラスに注がれたシャンパンを楽しみつつ会場入りをします。

John Cain Photography

エスコートウォールの登場!

さて、これまで平面でアレンジされてきたエスコートカードですが、最近のトレンドはちょっと異なるようです。それは、「エスコートウォール(Escort Wall)」と呼ばれ、空間を使ったり、壁を使ったディスプレイだったり。ウエディングのテーマが伝わりやすく、カードに留まらず、プチギフトを兼ねる場合もあります。

John Cain Photography

一面が磁石になった濃紺の壁には、花や葉のかたちをした銅(コッパー)ワッペンが貼られています。「私たちは結婚しました。さぁ、パーティを楽しみましょう!」というメッセージが色鮮やかに映えますね。

Wedding & Event Planner:Jeannie Young Savage @detailsjeanniePhoto:John Cain Photography @johncainphotography

Two Fourteen Photography

パーティのテーマカラーを生かした演出!

エスコートカードを使うメリットは、ひと目で来場済みのゲストがどのくらいかが分かる点。そして、ウエディング・テーマの表現にもピッタリです。エスコートカードから始まり、テーブル・コーディネートや空間のアレンジまで、テーマに合わせてつくり上げることができます。 写真の「私たちの大好きな皆さん」と紹介された壁は、「Pantone Color of the Year 2024」としてパントン社より今年のトレンドとして発表されたピーチファズ(Peach Fuzz)カラーに彩られています。

Wedding & Event Planner:Carissa Metcalfe @positively_charming_weddingsPhoto:Two Fourteen Photography @twofourteenphotography

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