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大人が意外と間違えやすい算数「403×304」←暗算できる?

  • 2024.12.14
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三桁×三桁は、筆算でなければ計算できないと思い込んでいませんか?

しかし、掛け算に使われている数によっては、暗算で簡単に答えが出せるものもあります。

どんな方法で暗算できるのか知りたい方は、今回の問題にぜひ挑戦してみてください。

問題

次の計算を暗算でしてください。
403×304

解答

正解は、「122512」です。

頭の中で筆算をしようとしたら混乱してしまい、思うように計算できなかったという人はいませんか?

次の「ポイント」で暗算する方法を確認してみましょう。

ポイント

この問題のポイントは、「インド式計算法を使うこと」です。

インド式計算法では、三桁×三桁は次の図のように「桁ごとに」計算します。

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※各桁の数字が10以上になる場合は、一つ上の位に繰り上げます。

一見ややこしく見えますが、今回の問題のように十の位が0の三桁×三桁の計算には特に威力を発揮する方法です。

では、さっそく403×304を計算してみましょう。

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このように、千の位と十の位が0になるため、答えは「百の位どうしの掛け算」「百の位と一の位を掛けて足した数」「一の位どうしの掛け算」を並べると答えが出るのです。

とても簡単ですね。

まとめ

今回の問題では、三桁×三桁の暗算に挑戦しました。

三桁×三桁のインド式計算法では、日本の筆算とは違い、位ごとに答えを出します。ややこしく見えるかもしれませんが、一度やり方に慣れると、筆算よりも早く答えが出せる場合があります。特に十の位が0である数の掛け算はとても簡単になりますので、ぜひ使ってみてください。

他にもさまざまなインド式計算法を使った問題を掲載していますので、挑戦してみてくださいね。

※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法をもつものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):VY
数学とIT技術学習が趣味のWebライター。実用数学技能検定2級と数学教員免許を取得後、家庭教師や学習支援スタッフとして数学指導を行ってきた。文系と理系の別、年齢にとらわれない、誰でも楽しめる数学解説作成を目指している。