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意外に間違える人が多いかも…?「(4+4/9)÷(10+2/3)−6−(−5)」→正しく計算できる?

  • 2024.11.23
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計算問題での間違いやすいポイントは、いくつかあります。

分数、割り算、負の数などを含んだ計算が苦手という方が多いはずです。

今回は、それらを含んだ計算問題に挑戦してみましょう。

問題

次の計算をしなさい。
(4+4/9)÷(10+2/3)−6−(−5)

さまざまな計算が混ざっているので、計算法則に気をつけて計算しましょう。

解説

今回の問題の答えは「–7/12」です。

途中の計算は次のようになります。

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計算のポイントを順に解説していきます。

分数の割り算

まずは「(4+4/9)÷(10+2/3)」の割り算を計算します。

帯分数になっているので仮分数に直し、そのあと割り算を掛け算にします。

分数を割り算から掛け算にするときは、分母と分子をひっくり返さなければいけません。

分数の掛け算は、分母同士、分子同士で掛けますが、約分をするのを忘れないようにしましょう。

(4+4/9)÷(10+2/3)
=40/9÷32/3
=40/9×32/3
=5/12

負の数の計算

割り算部分を計算したことで、元の式は次のようになりました。

5/12−6−(−5)

ここでは「−6−(−5)」の部分を計算します。

「負の数を引く」という計算になっていますが、これは次のように変換します。

「負の数を引く」は「正の数を足す」と等しい

つまり、計算は次のようになります。

−6−(−5)
=−6+(+5)
=−1

分数の計算

元の計算は「5/12–1」となりました。最後に引き算をします。通分をすると、分子の引き算となります。

5/12–1
=5/12–12/12
=–7/6

したがって、答えは「–7/12」となります。

まとめ

割り算、分数、負の数などさまざまな計算が混ざっていました。

間違えてしまった方は、ぜひ復習をしてみましょう!

※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法を持つものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。


文(編集):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」