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「子ども部屋がないのは虐待」投稿が物議 本当にツラいのか?元経験者に“本音”を聞いたら“衝撃回答”の連発にあ然…

  • 2024.10.11
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

さらには、子どもだけの空間が全くなかったという人も。家庭によって状況はさまざまですよね。

そんあ子ども部屋に関して今、X(旧Twitter)では「子ども部屋を与えないのはかわいそう」「今の住宅事情なら仕方がない」などといった議論が起こっています

 

そこで今回は、実際に自分の子ども時代に子ども部屋がなかったという方を対象に、「嫌だったかor平気だったか」とアンケートをとって詳しく聞いてみました

※「きょうだいと一緒の部屋で自分だけの部屋がなかった」ではなく「子どもだけの空間である『子ども部屋』がなかった」方を対象としています

子ども部屋がないのは嫌だった?平気だった?

小学校もしくは中学校を卒業するまでに子ども部屋がなかったという方を対象に、「嫌だったかor平気だったか」というアンケートを実施しました。

それぞれの意見を紹介します。

嫌だったという方の意見

やはり、プライバシーが無いのは辛かったです。常に見られているというような感覚があり、例えば女の子から貰った手紙など、家族には見られたくないようなものを一人で見たい時には、トイレに行くか家族が出掛けるまでお預け…といった感じになるので、そこは嫌でした。
(40代・男性・自営業・北海道)
寝るときまでずっと親と一緒でプライベートがなかった。リビングなども狭くて精神的につらい。友だちと電話が出来なかったり、ごはんの時間が合わなかった人がいるとテーブルがなくて課題ができなかった。友だちに自分の部屋がなくて親と寝てるなんて恥ずかしくて言えない。
(10代・女性・東京都)
一人っ子だったので他の兄弟と一緒に過ごすことはないのですが、やはり、自分の部屋がないと思春期になったときに親に内緒で何かをしたいときにできなかったりするのが嫌でした
(50代・女性・アルバイト・岐阜県)
私には年の離れた兄弟が上に3人おり、兄弟には個人部屋がありましたが、私は一番上の姉が家を出るまで部屋がありませんでした。一番つらいのはやはり、プライベートな空間が無いことです。ダラダラしていると親や兄弟にやれ、勉強をしろ、手伝いをしろと言われ、気が休まる時間がありませんでした
(30代男性・フリーランス・福岡県)
友達の家に遊びに行くと、だいたいの家が自分の部屋がありそこで遊んでいたのですが
私の家で遊ぶときは部屋がないのでリビングで遊んでいました。
子供ながら親に聞かれたくない恋愛話など、すごくしにくかった記憶があります。
(20代女性・会社員・大阪府)
自分1人の時間を作ることができず、常に家族のいるリビングで過ごさなければならなかったため。また、友人を家に連れてくるにも自分の部屋がないため、親からの了承が必要であり、自分の家に友人を招きにくかった
(20代男性・会社員・静岡県)
勉強が好きだったのですが、兄弟や祖父母もいて1人で静かにできる環境ではありませんでした。なので、夜9時に就寝して朝3時からリビングのテーブルで学習をしていました。好きな時間にできなかったので当時は本当に嫌でした
(30代女性・主婦・北海道)

嫌だったという方の中では、やはりプライベート空間がないことで気が休まらない、周りの目が気になるという意見が多くありました。勉強に集中できないことや、自由に友達を呼べないことに不満を感じていた方も多いようです。

平気だったという方の意見

子ども部屋はなかったんですが、宿題をする時、玩具で遊ぶ時、全てリビングでしていたので寂しい思いすることなくいつも自然と母や兄弟とたくさん会話することができたので別に問題なかったと思っています。
(30代女性・保育士パート・埼玉県)
家で商売をしていて、そもそそも部屋数が少なくて、倉庫兼部屋という感じだったので、そのため食べ物に溢れて生活していたので、子どもながらに理解していました。お客さんも多くて、店先で勉強教えてもらったりして、寂しくなくて良かったです。自分の部屋が欲しいとは思ったことありませんでした。
(50代男性・会社員・新潟県)
家族とは仲が良かったため、ほとんど一緒に過ごしていました。周りの友達は自分の部屋があって、遊びに行く時などに羨ましいなと思いはしましたが、自分に自分用の部屋がないからといって嫌な思いをしたことはありませんでした。
(20代男性・会社員・富山県)
部屋がないのが当たり前の生活だったので嫌な思いはしてなかったし、みんなと一緒に過ごすのが好きだった
もし部屋があったとしても部屋にこもったりすることがなく、リビングで皆であそんでいたと思う。
(20代女性・看護師・兵庫県)
一人っ子だったので、逆に子ども部屋がないほうが、母親とずっと一緒にいられたし、宿題するのもおやつを食べるのも、一人だと寂しいのでリビングでやっていたけど、平気だった。
(50代女性・自営業・東京都)
子ども時代に子ども部屋がなくてもリビングで楽しく過ごせたので問題ありませんでした。子ども部屋がないと勉強がはかどらない感じがしましたが、リビングでしっかりと勉強していました。
(30代男性・会社員)
小さい頃から野球をしていて友達を家に呼んで野球をしたり体を動かすのが好きだったこともあり、常に外で体を動かした遊んでいたし、部屋の中でゲームをして遊ぶことが少なかったから
(20代男性・学生・大阪府)

平気だったという方の中では、家族と一緒に過ごすことが好きで、一緒にいられて嬉しいというような意見が目立ちました。中にはいつも外で遊んでいたから気にならなかったという声もありました。

子どもの性格にあった環境が用意できたら理想

今回の調査では、全部で200あったアンケート回答のうち、嫌だったという意見が127、平気だったという意見が73あり、半数以上が子ども部屋がなかったことをマイナスに感じていたという結果でした。特に、プライベートな空間がないのが嫌だったと感じる人が多いのは納得です。

その一方で、平気だったという意見も少なくはなく、家族と一緒に過ごせて寂しい思いをしなかったのが良かったという声もありました。リビングでも楽しく過ごせるという意見や、外で遊んでいたから問題ないという意見もあり、子どもの性格によるところもあるかもしれません

子ども部屋がなかった人たちの感じ方はさまざまであることが、アンケートの結果から垣間見えたのではないでしょうか。それぞれの家庭や子どもの性格に合った住宅環境が作れたら理想ですね。



※本記事は媒体独自に募集したアンケートを元に構成しています

・調査方法:インターネットサービスによる任意回答(記述式)
・調査期間:2024/10/08~2024/10/09
・調査対象:全国/18歳以上/性別不問
・有効回答数:200