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なぜ、日本人はレジで「ありがとう」言わないのか?理由を客に聞いたところ“衝撃の結果”に

  • 2024.10.8
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

X(旧Twitter)ではたびたび「レジで『ありがとうございました』と言うかどうか」が盛り上がっています。

声をかけるという方からは、「特に意識せずに自然なこととしていつも声をかけている」「お会計をしてくれた感謝の気持ちを込めて」「日常的な普通の挨拶として」という意見を見かけます。

そこで今回は、レジで店員さんに「ありがとうございました」と言わない理由について、アンケートをとって詳しく聞いてみました。

レジで「ありがとうございました」と言わない理由は…

スーパーやコンビニ、書店などのレジで会計が終わったあと、去り際に店員さんにいつも「ありがとうございました」と声をかけることはない、という方を対象にアンケートを実施しました。

その中で寄せられたコメントを、いくつかのカテゴリに分けて紹介します。

タイミングがわからない

並んでいる他のお客さんが気になり、言うタイミングを逃してしまうというコメントも。

ありがとうと、言う気持ちがあるけど、なかなか声に出せないので、頭を下げる程度。
内気なので、なかなかタイミングよく声を出せないのと、他のお客さんも並んで近くにいるので、声をだしにくい。
(40代男性・フリーランス・群馬県)
大体が店員さんの方からありがとうございましたを言ってくれるので言葉が被ってしまうのは良くないと思って言わないようにしています。タイミングが被っても恥ずかしいです。
(30代男性・自由業・神奈川県)
忙しい時ならやはり言わないことが多いですね。バタバタしているのでそんな暇がないというか、急いでどこかに行きたいという気持ちがあるので忘れてしまうのがありますね。
(30代男性・会社員・東京都)
私自身、レジを経験したことがあるのですが、「ありがとう」と言われると気持ち的に嬉しいのですが、終わり方が分からくなってしまった過去があるので、自分自身は。特別なにかしてもらう以外は、会釈のみで留めています。
(30代女性・パート・関東地方)

仕事なので当たり前

仕事の一環なので当たり前というコメントも多くありました。特別お世話になったときには「ありがとうございました」を言うケースもあるようです。

ありがとうございましたと言わない理由は、彼らが仕事だから当たり前と思っている部分があるのかもしれない。毎回なので慣れの部分もある。
ありがとうとは直接言わないが、袋詰してもらって渡してもらうときに軽い会釈はしている。
(40代男性・在宅ワーカー・関東地方)
店員さんがレジをするのはそれを仕事としていて、ある意味当たり前のように思っているからです。口には出さないですが、それでも心の中ではいつも「ありがとう」と思っています。
(50代男性・会社員・四国地方)
それは向こうの仕事として当然のことです。買い物の定義として店員がレジを担当するのは必須業です。それについでは基本のことすぎると思っていることで、お礼をいうまでもなく当たり前のことだと思っている。その部分に感謝もないので言う必要もない。
(30代男性・会社員・岡山県)
毎日のようにスーパーで買い物をしていると、レジ店員さんがレジ打ちしてくれている行動も当たり前のように感じてくるので、感謝の気持ちはあるけれどいちいちお礼を言うことでもないような気がするからです。
(50代女性・パート・北海道)
スーパーでレジをしてくれた店員さんに対しては、ただ買いたいものをレジを打って会計をして、支払いをしただけであり、何かを提供されたわけでもないため、改めてありがとうは言いません
(30代・会社員・関西地方)

他の人も言っていないから

他の人が「ありがとうございました」を言ったのを見たことがない、という方もいるようです。

感謝の意を述べること自体、これまで思いつくことがなく、考えたことはありません。言っている人を見たこともありません。言うことに違和感がありませんか。実際に言われた店員は、怪訝に思うのではないでしょうか。
(40代男性・会社員・山形県)
基本的に店員さんに対してそこまで色々と言わないといけないのかという思いがあるのと、自分の周囲を見ていても他の人もそんな風にしている風景を普段見ないからやっていません。
(30代男性・フリーランス・岐阜県)
「ありがとうございました」という義務があるのは、商品を購入した客ではなくて、お金を出して商品を客に購入してもらった店員の方であると思うから。自分以外の客が、店員にわざわざ「ありがとうございました」と言っているのも、まったく見たことがない
(40代男性・関東地方)
そもそも言う理由がない。むしろ店員にありがとうございましたを言う人がいることに驚きを隠せない。そのようなことをわざわざ言わなくても、店員の方から言ってくれるので必要性を感じない。
(20代男性・求職中・北海道)

その他

おおむね上記のような理由でしたが、他には「照れくさい」「会計時は余裕がない」など少数意見もありました。

自身のご機嫌によるところが多いです。仕事でミスがあった後、採用した後に会社員上がりの方が良かった時、次また食べたい時、忙しい時、お支払いのみの時、縦社会なので明らかにアルバイトには言わない事もあります(男性・会社員・関西地方)
照れくさいから。感謝の気持ちはもちろんあるが、いざ言おうとすると恥ずかしさが先に立ってしまって、言葉にできないことが多い気がする。
飯屋だと、店員に面と向かって言う必要がないので美味しかったら去り際に素直に「ごちそうさま」と言って店をあとにしやすい。
(30代男性・ライター・東北地方)
コロナがだいぶ落ち着いてきたとはいえ、コロナ禍からあまり外で話さなくなりました。飛沫を気にされる方もいたり、まだ飛沫をガードするボードが置いてあったりするのでありがとうございましたも言わなくなったからです。(30代女性・主婦・山口県)
会計時はお金の出し入れやポイントカード、クーポン等の出し忘れなどを気にしていたり、支払いが終わったら早く立ち去ることで頭がいっぱいで、ありがとうございましたと言う余裕が全くなかったから。(40代女性・九州地方)

あなたは言いますか?言いませんか?

今回募った限りでは、「タイミングがわからない」「他の人も言っていないから」「仕事なので当たり前」という意見がほとんどでした。

また、今回の趣旨とは若干異なりますが、「普段は言っているが、態度の悪い店員さんの場合は言わない」という意見も多く寄せられました。

あなたは、どんな理由でレジで「ありがとうございました」と言いますか?or言いませんか?



※本記事は媒体独自に募集したアンケートを元に構成しています

・調査方法:インターネットサービスによる任意回答(記述式)
・調査期間:2024/10/03~2024/10/07
・調査対象:全国/18歳以上/性別不問
・有効回答数:200