1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. 30歳まであと4年。結果が残せなくても、1日の過ごし方が周りより劣っていても、満足いく日々を

30歳まであと4年。結果が残せなくても、1日の過ごし方が周りより劣っていても、満足いく日々を

  • 2024.10.1

あれ?もう26?

最近思うこと。
ついこの間、成人式をして、20代を迎えたと思っていたのに……。
今年1年何をしてたんだろう。
昨年より今日、何ができるようになり、何を得たんだろう。
ただ流れる日々を過ごしていたのだろうか?
誕生日前に毎年訪れる疑問。

◎ ◎

そして、気づけばもう6年。

20代でいられるのもあと4年。何か自分が成長できることをしたい。
子供は欲しいし好きな人とも結婚して家庭を持ちたい。

今、自分の現状に満足してはいけないと思い、最近筆を取り始めた。

引っ越しを機に始めた朝活時間。
これまでの自分の趣味だった、文を書くこと。
少し進めてみようと思い、公募サイトの中で自分の書いてみたい題材について考えるようになった。
選んだのは手紙を主に綴れるテーマのもの。
まずは、家族や恋人に普段の気持ちを伝えてみた。
面と向かっては言えないことを手紙にしてみよう。そして、自分の素直な気持ちを書いてみようと決めたから。

◎ ◎

私は昔から本音を伝えるのが苦手で、人と話す時は緊張気味。
だから、勘違いされたり、思っていることとは違う感情が相手に伝わったり……。
いつも少しジレンマを感じていた。
だから、文や手紙を書いて素直な気持ちを書き、機会があるごとに文字にするようにしてきた。

最近、手紙を書く機会が少し増え、渡せることが多くなった。
自分が書いた手紙を読んで渡した人みなが、感動して泣いてくれた。「すごくいい手紙だった。ありがとう」と言ってくれることが増え、改めて良さを感じるようになった。

普段言えないことをゆっくりと考え改まって言葉にすることで、自分が思っていることと向き合えているみたいな気がして……。

いつもは恥ずかしくて、照れて感謝や思いを大切な人たちに伝えることは容易ではないけれど、文字にして感じたこと、その時思った思いを思い出しながら、自分の持つ全てのボキャブラリーを使って伝える。
そんな些細なことが楽しい。

恋人や家族を対象に書いてはいるけれど、書いた作品をまだ見せてはいない。
なぜなら、満足いく自分の作品をコンテストに出して、いつか形を残せたら。
それから時間が経ったその時、書いた相手に伝えて読んでもらおうと心に決めているから。

◎ ◎

30歳まであと4年。
もう4年。でも、4年もある。
残りの時間で、いろんな挑戦をしたい。
それは、経験を積むことだけではなく、自分の理想を追求する。
美しい景色を見る。美味しいものを食べる。
そんな些細な幸せでもいい。
今しかできないこと。今だからできること。
明日はどんな風になるかわからないから。
何か結果が残せなくても、経験を積めなくても、1日の過ごし方が、周りより劣っていても。
自分が満足いく1日を。

「今日もこの1日を過ごせてよかった」

夜、眠りにつく前に、そう思えたらそれは幸せな1日であると思うから。

そしてそこに、自分の挑戦したいこと。頑張りたいことを思って、1日の中で少し頑張れたらさらに幸せだから。

◎ ◎

〇〇になりたい。
幼少期や学生の時のような明確な目標をもつのは、20代では難しい。
日々過ぎていく時間の焦り、社会経験を通して知る自分の無力さや現実。それらにぶつかってしまうから、自分の実力の中でしかやりたいことを探せない。
でも、社会を知り始めた今だからこそできること。そんなことに目を向けることができるのもまた20代であることの特徴だと思うから。
だから、1つでも多く挑戦し続けたい。
やり直しも挑戦も今この時にしかできないから。
後悔しないように。

そして、そのためにわたしは今日も手紙を書く。
大切な人たちに1つでも多くの感謝を伝えたいから。あとで、伝えていれば。と後悔しないために。

私の20代でしたいこと。それは、感謝を文にして1人でも多くの人に伝えること。
それは、いつか読みながら相手に伝える準備であると思うから。
そして、どの時も最後の文で伝えたい。
素直な思いを。

■Nの思いのプロフィール
文を書くことが好き。
苦しい6年間を乗り越えて多くの人に自分の経験を伝えたい。
些細な幸せを噛み締めて暮らしたい。

元記事で読む
の記事をもっとみる