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ラフからのショットは「浮いていたら払い打ち」「沈んでいたら打ち込む」が正解!

  • 2024.9.30

ラフからのショットはボールのライによって打ち方を変えましょう。ボールが半分以上浮いていたら払い打ちでOK。ボールが半分以上沈んでいたら上から打ち込みます。距離感は浮いているときは1クラブ下げ、沈んでいるときは1クラブ上げましょう。

沈んだボールはハンドファーストに構える

ボールを右に置き、ハンドファーストに構えたら、腹筋に力を入れる。そのままクラブを上げ、ボールの上からヘッドを振り下ろす。

ボールが半分以上ラフに沈んでいるときは、ボールの上からクラブヘッドを下ろし、打ち込むイメージで振り抜きましょう。ボールの位置はスタンスの中央よりも右にセット。ハンドファーストに構えることによって上から打ち込みやすくなります。注意点はスイング中、腹筋に力を入れておくこと。ラフに負けずに振り抜けるようになります。

浮いたボールはアッパー気味に打つ!

ボールが半分以上ラフから浮いているときは、払い打ちが有効です。ボールをスタンスの中央よりも左に置き、ほうきでボールを払うイメージで打ちましょう。ヘッドの動き自体は、スイングの最下点を過ぎてからボールをとらえるので、アッパーブローの軌道になります。横の回転が加わりにくいので、左右に曲がりにくいのが特徴です。

握りを変えたドリルも試してみよう!

クロスハンド

沈んだボールを打つドリルとして、クロスハンドグリップでクラブを握ってボールを打つ練習がおすすめです。この練習をすれば、ヘッドが上から打ち込めるようになります。

スプリットハンド

浮いたボールを打つドリルとしては、スプリットハンドでクラブを握ってボールを打ちましょう。横から払い打てるようになります。


大西翔太
●おおにし・しょうた/1992年生まれ。水城高校を卒業後、当時ゴルフ部監督を務め、恩師でもある石井貢氏の勧めもあり、コーチングの道へ。15年から青木瀬令奈のコーチを務め、トーナメントではキャディバッグも担ぐ。18年にPGAティーチングプロA級資格取得。分かりやすいゴルフ理論には定評があり、ゴルフメディアにも多数出演している。メンタルトレーナー、整体師の資格も持つ。


構成・文=山西英希、写真=鈴木祥、協力=船橋カントリークラブ

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