【博多駅】蟹＆鮑で贅沢尽くしホテル日航の点心師が魅せる♪飲茶ランチ！

2024.9.30

こんにちは！リビングふくおか・北九州Web地域特派員のゆーれんママです！長い夏も終わり、お彼岸が過ぎたらすっかり秋めいてきましたね。そんな秋にぴったりのグルメをご紹介させていただきますね。

博多駅から徒歩3分の好立地にある「ホテル日航福岡」の中国料理「鴻臚（こうろ）」で、9月1日(日）から10月31日(木) までの期間楽しむことのできる「菊香飲茶～秋のプレミアム飲茶ランチコース～」。漢文の「登高」でもお馴染みの重陽の節句（9月9日）は「菊の節句」「栗の節句」とも呼ばれることから、それらをモチーフにしたこの時期ならではのお料理をいただくことができます。

お部屋に向かうまでの、素敵な通路♪

また、専属点心師の古賀千晶さんが手がける、飲茶をメインとした第3弾目となるフェアとのことで、期待も高まります。今回は、お料理を試食させていただき、古賀さんと料理長の川村さんに今回の「菊香飲茶」へかける想いをお伺いして参りました。

秋のプレミアム飲茶ランチコース

今回の「菊香飲茶」～秋のプレミアム飲茶ランチコース～は「菊花前菜の盛り合わせ」から始まります。左から順に、中まで味がしみ込んだ分厚いくらげがプリプリの「くらげの冷菜」。菊をあしらい滑らかな食感に仕上げた「栗と豆乳のムース」。濃厚なソースが淡白な魚とマッチしている「鰆のバルサミコ酢ソース」。そして甘めの蜜が絡んだ「窯焼きチャーシュー」の4品です。季節感を感じる品々です。

季節によって変更あり

2品目は「豆苗の蟹XO醤炒め」です。通常よりも細いタイプの豆苗と卵を炒め、自家製のXO醤に蟹も入れたというこのコースならではの調味料を加えることによって、香りと味が楽しめる一皿です。

飲茶コースでは不足しがちな野菜料理を取り入れているそうです♪

3品目は「蒸し点心3種」右上から時計回りに（上海蟹入り小籠包 / タラバ蟹入り蒸し餃子 / 鮑シューマイ）

どれもおいしそうなのですが、圧倒的な存在感を放っているのが、「鮑シューマイ」！なんと、スープでじっくりと炊きこんだアワビ一粒を贅沢にのせています。柔らかい鮑と、ふんだんに海老を使った焼売のコラボは、贅沢の極みです。

オイスターソースベースの小籠包に上海蟹の味噌と身を混ぜ込んだ「上海蟹入り小籠包」は、あっさりとした上品な味わいです。身に蟹味噌を含む上海蟹だから、蟹の味が出やすいそうです。海老とタラバ蟹を使った「タラバ蟹入り餃子」は、2種の食感が楽しい一品でした。 4品目は「焼き揚げ点心3種」奥から時計回りに（スモークサーモン入り焼き餃子 / 牛肉とカボチャの揚げ餅 / ズワイ蟹入りクリーミーパイ）

敷かれた紅大根は、彼岸花のよう♪

ズワイガニや生クリームを自家製のパイに詰めて焼いた「ズワイ蟹入りクリーミーパイ」は、パイだけも食べたいくらいのおいしさで、同様の生地を使ったエッグタルトも大好評だそうです。カボチャの形をあしらった、見た目にも秋らしい「牛肉とカボチャの揚げ餅」は、甘い皮と塩気のある具のバランスがたまりません。そして「スモークサーモン入り焼き餃子」はお魚の形をした海の幸の餃子なのですが、向きを変えると・・・愛らしいお魚さんとご対面です。

5品目は、器ごと蒸籠の中で1時間程蒸して仕上げた「松茸と鮑の蒸しスープ」です。閉じ込めて調理することによって、松茸の香りと鮑の旨みが凝縮された、感動的なスープでした。鮑の薄切りもたっぷり入っていましたよ。

ハト麦も入って薬膳的♪

6品目は「上海蟹のおこげ」です。中秋の名月を思い出させるような黄色が鮮やかなソースが美しい！

人参もプラスして、黄色みをアップ

もち米を乾燥して揚げたおこげが、まろやかな味の緩いあんに包まれていているので、最後までサクサク食感を楽しむことができました。

最後は花茶のように美しい「菊茶」。味は薄めなので、お料理の後味やデザートの味を邪魔しない味わいです。

季節のフルーツを取り入れた「ザクロソースの杏仁豆腐」は、ほんのり酸味を感じるソースなので、お腹がいっぱいでもスルっと食べることができました。栗のペーストとむき身を特製のクッキー生地で包んで焼いた中国菓子の「栗の焼菓子」は、棒状に焼き上げたものを一口サイズに切っているので、断面も素敵なんです。

飲茶という一つ一つは小さいものですが、それぞれが感動的な出会いで、また最後の最後まで驚きと幸せをもたらしてくれる飲茶コースでした。

今回のメニューにかける想い♪

通年メニューである飲茶コースとは異なり、鮑や上海蟹など贅沢な食材を使用した華やかな点心を6種類が楽しめる今回のコース。休日は台湾に行ったり美術品を観るなどして研究熱心な、点心師の古賀さんにお話をお伺いしました。古賀さん：「点心師の遊び心も入った品々を考案しました。贅沢な食材を使って作れるのはホテルだからできる良さなので、是非その味わいを楽しんでいただきたいです。」また料理長は、「このコースは通常の飲茶に比べて、手間暇がかかったいつもは食べられないメニューです。主役は飲茶ですが、前後のお料理は飲茶を際立たせ、コース料理として仕上げています。このシリーズならではの味を堪能してください。」とのことでした。