【RIZIN.48】井上直樹、1RTKO勝ちで“新章突入”　新王者誕生もファン衝撃「あのスーチョルが効かされるとは……」

総合格闘技イベント「Yogibo presents RIZIN.48（ライジン48）」は29日、さいたまスーパーアリーナにて開催。
第10試合では、朝倉海が返上した「バンタム級王座決定戦」が行われ、井上直樹が、キム・スーチョル（韓国）にTKO勝ち。第7代バンタム級王者に輝いた。

■「あのスーチョルが効かされるとは…」

1ラウンド序盤はスタンドの攻防。井上が独特なステップでペースを掴む。カーフで削りながらのジャブの差し合い。井上は冷静に距離をとりつつジャブを刺す。

試合が動いたのは残り2分を切ったところ。井上が打撃を打ちながらぜんじんするスーチョルの顎に左フックを炸裂させた。そのままグラついたスーチョルをロープ際に追い込むと、再び顎に左右のワンツーがヒット。井上は崩れ落ちたスーチョルのバックをとって、顔面にパウンドなど連打を放ちレフェリーストップ。井上が1ラウンド3分55秒でTKO勝ちした。

スーチョルはこれで日本選手相手に初黒星。自身初のKO負けを喫した。

新王者となった井上は、試合後にさっそく大晦日での防衛戦を希望。敗れたスーチョルは悔しさをにじませながらも笑顔で、サポートしてくれた家族や仲間への謝罪、そして榊原信之CEOと会場にいるファンへ感謝の言葉を送り締めた。

ファンからは「あのスーチョルが効かされるとは…」「キャリア31戦あって1度もKOされたことなかったスーチョルをこのタイトルマッチで1RKOした井上て底知れない感じするしゾワっとしたな」「井上勝って嬉しいけどスーチョルも負けて欲しくなかった」「スーチョルいい人すぎて違うベルトあげたい」など様々な反響の声が上がっている。

同大会は「ABEMA PPV」にて全試合生中継されている。