「私…幸せになります」略奪に失敗した同僚女のまさかの結末とは？＜婚約者を奪いたい女＞

入籍予定日の前日、ゆういちろう君は飛行機に乗り、婚約者であるゆめさんのもとへ向かいます。ゆめさんは待ちきれず空港まで彼を迎えに行き、合流した2人は電車で家に帰ることに。電車内で「付き合って2年半か〜」などと過去を振り返っていると、ゆういちろう君の携帯に、るりちゃんから1通のメールが届いて……！？ 著者・ゆめかなさんの実体験にもとづいた作品です。

隣の芝生は青く見えるもの？

るりちゃんから送られてきたメールに書かれていたのは、「独身最後のゆうちゃんにメールを送ります。結婚しても私のことを心のどこかで覚えておいてください」という内容でした。入籍直前のとても大切なタイミングで、他の女性からまさかのメールが届き、ゆめさんは嫌な気持ちになってしまって……。今回は「隣の芝生が青いから〜婚約者を獲りに来る女〜」最終話です。

本当なら幸せいっぱいの気持ちで入籍するつもりだったのに、るりちゃんから彼のもとに「結婚しても私のことを覚えておいてください」というメールが届いたことで、嫌な気分になってしまったゆめさん。その後、2人は気持ちを切り替えて当たり障りのない文面を作成し、るりちゃんに返信したのでした。

こうして2人は予定通りに入籍し、現在は幸せな結婚生活を送っているそう。一方のるりちゃんはというと、かねてから交際していた婚約者と入籍したのだとか。

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るりちゃんはなぜ、婚約者がいたにもかかわらず、ゆういちろう君にここまでしつこくアプローチを続けたのでしょう。ゆめさんの言うように、隣の芝生が青く見えたから（＝婚約者よりもゆういちろう君のほうが魅力的に見えたから）、婚約者をキープしつつ、他の男性に乗り換えようとしたのでしょうか……。

真実はるりちゃん本人のみぞ知るところですが、もし結婚後も「隣の芝生が青く見える」ようなことがあったら、るりちゃんは大きなトラブルに巻き込まれて、自らの身を滅ぼす可能性もありますよね。

今隣にいるパートナーと過ごす日々を当たり前と思わず、小さな幸せ1つひとつを大切にしていきたいものですね。

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著者：マンガ家・イラストレーター ゆめかな

ベビーカレンダー編集部／ムーンカレンダー編集室