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コクと甘味が魅力の大人なおやつ"味噌松風"

  • 2024.9.29

松風は表面にけしの実を散らした料理の総称です。しっとりとしたカステラのような松風はおやつや軽食に。味噌のコクとはちみつの甘味が後を引きます。体がホッとする発酵食品を取り入れたレシピを、料理研究家の真藤舞衣子さんに教えてもらいました。

コクと甘味が魅力の大人なおやつ"味噌松風"

■“味噌松風”のつくり方


◇材料 (15×18cmの流し缶1台分)

薄力粉:100g
ベーキングソーダ:小さじ1と1/2(重曹)
卵:1個
味噌:大さじ1
きび砂糖:40g
水:50ml
はちみつ:80g
けしの実:適量(または煎り胡麻)


(1)粉類をふるう
薄力粉とベーキングソーダを合わせてふるう。

(2)味噌を溶かす
鍋に味噌、砂糖、水、はちみつを入れて火にかけ、よく溶かしたらボウルに移して冷ます。

(3)生地をつくる
②に卵を入れよく混ぜ合わせ、①を加えて混ぜ合わせたら、生地を30分ほど休ませる。

(4)けしの実をふりかける
オーブンペーパーを敷いた流し缶に③を入れ、けしの実(または煎り胡麻)をふりかける。

(5)焼く
オーブンの天板に④を置き、天板に水を深さ1cmほど流し入れ、160℃で(予熱ずみ)30分蒸し焼きにする。

完成
完成

――教える人

「真藤舞衣子 料理研究家」

会社員を経て、京都の大徳寺塔頭(たっちゅう)にて1年間生活。フランスに料理留学後、発酵研究家、料理家の活動を開始。雑誌や書籍、料理教室、講演など多方面で活躍。近著に『真藤舞衣子の まいにちおいしい! 豆腐と油揚げ』(高橋書店)がある。


この記事は『四季dancyu 2023 秋』に掲載したものです。

文:柿本礼子 写真:山田薫

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