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「あら、昔はねぇ」何かと昔話で私を否定する義母、しかし嫌味の裏にはまさかの本音が隠されていた!?

  • 2024.9.30

息子が1歳の誕生日を迎え、義実家に行ったときのこと。何かと、昔の自分の子育てを自慢してくる義母を不快に思っていた私。しかし、あることに気づき、義母の言葉を受け入れられるようになったのです。

わが家にきて開口一番に文句!?

息子が1歳を迎え、わが家に義両親を招いてお誕生日会をすることに。コロナ禍だったため、食事は大皿料理を避けるため私の手料理ではなく、小分けで食べられるお惣菜などを購入し、おもてなしの準備をしていました。

そこにやってきた義母がひと言。

「昔はお祝いごとのとき、産後でも全部手作りで料理していたわよ」と。

コロナ禍なので食事を買って用意することは、夫を通じて事前に伝えていたにもかかわらず、嫌みを言われたことに正直とても驚きました。私が固まっていると、再度夫が事情を説明してくれましたが、それでも義母は不服そうでした。

「昔は〜」が口癖の義母にうんざり

久しぶりに義両親と再会したため、息子の成長の話など、話は尽きませんでした。しかし、どんな話をしても義母は「昔は〜だった」と、自分の子育ての自慢話が返ってきます。

特にあきれたのは、私が息子の好きなお菓子の話をしたとき、「昔はお菓子なんて食べさせなかったわ。お菓子なんか与えず育てたからね」と言われたこと。とても傷つき、もう義母には何も話したくない……とそのときは感じました。

本当は誰かに認めてもらいたかった?

その日義母が帰ったあと、「もしかしたら義母は、自分が昔、一生懸命に子育てしたことを、誰かに認めてもらいたかったのかも……」と思った私。

すぐに義母へメールで連絡を入れました。

「お義母さんが一生懸命子育てされたこと、お話を聞けて、とても勉強になりました」と。

すると、「私の子育てを認めてもらえてうれしい。何でも相談してほしい」と返事がきました。

義母の言葉だけをそのまま受け取っていたら、きっと私は義母のことが嫌いになっていたかもしれません。私も母親になって「自分が子育てを頑張っていることを、誰かに認めてもらいたい」という気持ちがすごくわかるので、義母を受け入れられました。

著者:なかまるあゆみ/30代女性・主婦。2019年生まれの男の子、2021年生まれの女の子を子育て中のママ。インナービューティーダイエットアドバイザー、食生活アドバイザーの資格を所持。

イラスト:うちここ

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

ベビーカレンダー編集部

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