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【昭和がエモい】卵の風味しっかりな“かため”がいいの♡ほろ苦いカラメルの「昔ながらのプリン」作ろう♪

  • 2024.9.29

令和の時代にじわじわと人気を集めている、昭和レトロなかためプリン。クリームのような舌触りのなめらかプリンもおいしいですが、卵の風味をしっかり感じられる昔ながらのプリンもいいものです。そこで本日は、農林水産省のWebマガジン『aff(あふ)』で紹介している「昔ながらのプリン」を作ります。これは、「三ツ星タマリエ」の資格を持つ料理研究家、橋本加名子さんのレシピとのことですが…んっ、タマリエ!?



タマゴのソムリエ「タマリエ」って?

農林水産省のWebマガジン『aff(あふ)』で「昔ながらのプリン」を紹介している橋本加名子さんは、「三ツ星タマリエ」の資格を持つ、料理研究家。「タマリエ」とは、卵についての知識を正しく理解した「タマゴのソムリエ」のことで、一般社団法人日本卵業協会が認定する資格。「一ツ星・三ツ星・五ツ星」の3ランクあるそうです。

一ツ星タマリエは「卵に関する基礎的な知識を勉強し、理解している人」。三ツ星タマリエは「基礎的な知識があり、周りの人にきちんと説明出来る人」。五ツ星タマリエは「5年以上鶏卵の業務に携わっている人で、卵に関する総合的な知識があり、卵のプロとして認められる人」だそうです。

一ツ星は日本卵業協会のWEBサイトで、いつでも取得可能。三ツ星、五ツ星は会場で検定試験を受けるそうですよ。

タマリエ伝授「昔ながらのプリン」の材料と作り方



【材料】口径8cmのプリン型4個分

卵…3個
牛乳…300ml
グラニュー糖…大さじ3
バニラエッセンス…2〜3滴
無塩バター…適量
◆カラメルソース
グラニュー糖…大さじ2
水…大さじ1
湯…大さじ1

【作り方】
1. カラメルソースを作ります。

小鍋にグラニュー糖、水を入れて中火にかけます。



鍋を揺すりながら、加熱します。薄い茶色から濃い茶色に変わったら火を止め、湯を加えたら鍋をゆすって、手早く均一に混ぜます。





お湯を入れるとハネるので、ご注意を。

2. バターを塗ったプリン型にカラメルソースをすぐ流し入れます。温度が下がると固まりますが、蒸す間に溶けて、ちょうどよい濃度になるとのこと。



今回、口径約5cm×高さ約5cmのプリン型3個と、口径約8cm×高さ約5cmの湯飲みを2個使用。

3. ボウルに卵を割り入れ、切るようにして混ぜ、グラニュー糖を加えます。

牛乳を少しずつ加えて混ぜ合わせ、バニラエッセンスを加えます。





4. 3をザルでこします。

5. 24を流し入れます。

プリン液が余ったので、湯飲みを1個追加。これはカラメルソースなしで作ります。



6. 深めのフライパン(または鍋)に、プリン型の高さの半分程度まで来る量の水を入れて、沸騰させます。

7. ひとつずつアルミホイルをかぶせた型を6に入れ、フタをします。

今回、直径約26cmのフライパンを使ったら、6個全部は入らなかったので、とりあえず5個作ることに。





極弱火で10分ほど湯せん蒸しにし、火を止めて10分ほど置き、余熱で火を通します。


8. 鍋から出して粗熱を取り、冷蔵庫で冷やします。

ここまでの調理時間は、25分。湯せん蒸しにするまでの下準備は5分ほどで出来るので、とっても簡単です。

今回は、ひと晩冷やしました。

型から取り出すときは、フチに竹串を刺し入れ、一周させて隙間を作った後、型にお皿をのせて逆さまにし、少し振ります。





竹串をプリンの奥深くまで入れなくても、1cmほど入れて一周させれば、スルンと取り出せました。型にバターを塗った効果ですよね。

カラメルが艶やか♪



型から取り出すと、カラメルの甘苦い香りと卵の香りがふわっとします。

では、いただきます!



これ、これ~。昭和のプリン。

卵の風味をしっかり感じる、卵が主役のプリンです。“かため“ではあるものの、舌触りはなめらか。“今どきプリン“のようなクリーミーさはないけれど、牛乳のコクを感じる素朴なおいしさです。



そして、カラメルソース。このほろ苦いカラメルソースが昭和プリンの真骨頂ですよね。甘さ控えめのプリンにコクと甘味、そして、苦味を加え、おいしさをググッと広げてくれます。

昭和時代を知る人には、思い出が蘇る、かなりエモい味だと思います。

ちなみに、型から外しやすいようにバターを塗りましたが、バターの風味は特に感じません。わたしが鈍感だからかもしれないけど…。

三ツ星タマリエの資格を持つ、料理研究家の橋本加名子さんの「昔ながらのプリン」は、甘味と苦味が調和し、卵の風味を感じる昭和のプリンでした。コーヒーとの相性も◎。おやつの時間に、“昭和“を感じてみてはいかがでしょう。

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