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【仁淀ブルーに映える浅尾沈下橋】仁淀川に架かる橋は感動の美しさだった|高知県

  • 2024.9.30

映画「竜とそばかすの姫」の舞台のモデルにもなった高知県越知町にある「浅尾沈下橋(あそおちんかばし)」。山々に囲まれた自然豊かな場所にある仁淀川に架かる沈下橋は、仁淀ブルーの美しさとも相まって写真映えするスポットです。さまざまな角度から、橋のある美しい風景を楽しむことができますよ。

浅尾沈下橋へのアクセス

ロケ地めぐりや聖地巡礼で訪れる人もいる浅尾沈下橋は、高知空港や高知市内からは車で約1時間5分、沈下橋入口付近に駐車場があります(トイレはありません)。車を走らせていると、少し離れた場所から仁淀川に架かる沈下橋が見えてきます。山と仁淀ブルーに囲まれ佇む沈下橋は、本当に美しい……。

同じく仁淀ブルーを楽しめるスポットとして「にこ淵」が有名ですが、浅尾沈下橋からにこ淵への所要時間は車で35分ほどです。

高知県にはたくさんの沈下橋がある

川が増水したときには沈ませる設計になっている、コンクリート製の沈下橋。高知県には四万十川にある今成橋(通称 佐田沈下橋)をはじめ、多くの沈下橋があります。四万十川だけで47もの沈下橋があり、風景の一部として保存されているのだとか。

地方によっては「潜水橋」(徳島県・吉野川など)や「沈み橋」(大分県)などと呼ばれています。

高知県に沈下橋が多いのは、台風の襲来が多いから。水の抵抗を減らし流木などが引っかからないような造りになっているのです。建設費も安く、万が一壊れた場合でも、短期間で修復できるという利点があるそう。

沈下橋はそれぞれに個性があり、芸術性に富んだ建造物でもあります。仁淀川町にある「久喜橋」のように、登録有形文化財に指定されているものも。いろいろな沈下橋を訪れてみるのも面白そうです。

浅尾沈下橋の全長は約121mで、1970(昭和45)年に建設されました。周辺には鎌井田集落があり、生活道として利用されています。とはいえ、とても静か。

筆者らが訪れた日は平日で、観光客と思しき人と数名すれ違ったものの、人影は少なくしばらく独占状態。ゆっくりと静かに風光明媚な景色を楽しむことができました。

まるで映画のワンシーン!感動をおぼえる風景

山の間を静かに流れる仁淀川。ずっと見つめていたくなる、幻想的な青です。

映画のロケ地になったというのも納得の美しさ

浅尾沈下橋全景。凛と佇む姿もまたカッコいい

実は日本の森林率第1位の高知県。訪れてみると本当に山が多いなあと感じます。

仁淀ブルーが楽しめるスポットはいくつもありますが、浅尾沈下橋も素晴らしい美しさ。高知県を訪れたら、ぜひ訪れてほしい観光スポットです!

浅尾沈下橋(あそおちんかばし)

住所:高知県高岡郡越知町鎌井田本村

アクセス:【車】高知自動車道伊野ICから、車で約45分


 

[All Photos by Aya Yamaguchi & Chika]

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