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爪の縦線が気になる40代。縦線を消してきれいな指先を手に入れた方法とは【体験談】

  • 2024.9.29

肌の手入れは毎日するけれど、爪の先まではなかなか手が回らなかった私。これまでは爪が伸びたら爪切りで切るぐらいのことしかしていませんでした。でもあるとき、自分の爪にうっすらと縦線が入っていることに気付きました。今までは気にならなかったのに、なんだか老けて見える。何とかしたい!と思い、爪のお手入れを始めることにしました。その詳細についてお伝えします。

爪に縦線ができる理由

私は飲食店で働いており、メニューの説明をしたりレジで代金を受け取ったりする際に、お客さんや自分の指先を見る機会が多くあります。何の手入れもしていない自分の指を人前に出すのは嫌だなといつも思っていました。

それに加え、10本の指すべてに浮かぶシワのような縦線。ネットで調べてみると、この縦線ができる理由は大きく3つあるようでした。

1つ目は乾燥。アルコール消毒液や台所洗剤、ネイルの除光液などで爪が乾燥してしまい、爪の油分が奪われてしまうのだそうです。

2つ目は加齢。爪も体の一部であるため、肌と同じように老化が進み、徐々に爪の水分を保持する機能が低くなってくるのだそうです。

3つ目が生活習慣。ストレスや栄養の偏りなどが影響して、爪が荒れた状態になってしまうのだそうです。

私の手は毎日洗い物で洗剤を使い、アルコール消毒を使い、子どもの世話で手洗いの回数も多く、外出で外気に触れ、過酷な環境にあると思います。爪にかかる負担も相当だと容易に想像がつきました。気になったときがお手入れの始めどき!と、自爪ケアを開始しました。

爪の縦線をなくすために試してみた3つのこと

爪には乾燥が大敵だとわかったので、まずは保湿を心がけることにしました。市販のネイルオイルを用意し、爪の周りに薄く塗り指先で爪全体になじませます。これだけでも爪の周りに潤いが感じられました。カサカサの印象だった指先にツヤが出てきたのです。さらに、爪周りの甘皮の処理をしてからオイルを塗ってみると、より一層浸透しやすくなったように感じました。

次は、縦線の対策のためにリッジフィーラーを使ってみることにしました。リッジフィーラーとは「Ridge」溝を「fill」埋めるという意味で、爪にできてしまった縦線の溝を埋めるためのものです。ネイルのベースコートのようなもので、乳白色や薄いピンク色などに色づいているものが多いです。これを使うと爪表面のでこぼこが滑らかになり、縦線が目立たなくなりました。

最後にマットネイルを使用してみました。通常のネイルポリッシュだとツヤツヤに光って、透明色でも塗ったことがすぐにわかり縦線も目立ってしまいます。マットネイルは、つや消しのすりガラスのような状態に仕上がるので、縦線の凸凹を目立つことなくうまく隠すことができました

少しのケアで確実に変わってきた私の爪

爪のケアを始めて4カ月ほどがたちました。これまで爪切りでバチンと切るだけの私でしたが、お風呂上がりにネイルオイルを塗り、リッジフィーラーやマットネイルを使うようになりました。ネイルオイルは毎日塗るようにしていますが、その他は1度塗ってしまえば1週間から10日はそのままで大丈夫なので、ケアもそこまで面倒ではありません。

その後、マットな仕上がりになるリッジフィーラーを見つけました。これまではツヤのあるリッジフィーラーだったので、その上からマットネイルを塗るという2つの手順をおこなっていましたが、こちらのリッジフィーラーはマットな仕上がりになるのでマットネイルが不要に。縦線の予防にはこれ1つで済むようになり、さらに気軽に手入れができるようになりました。爪表面がマットなので自爪のような自然な見た目になります。飲食店での仕事で支障なく使える点もとても気に入っています。

何の手入れもしていなかった状況から比べると、この数カ月でカサカサの指先はかなり改善できたと思います。爪の縦線を消したいと思っていましたが、縦線の軽減のほか、爪のケアの流れで指や手まで気をつかうようになったのも大きな変化です。

まとめ

手の爪は約半年の周期で生え変わるそうなので、縦線に関する最終的な結果はまだ出ていません。が、爪の乾いた感じがなくなり、ささくれができにくくなったので、保湿ケアをおこなったかいはあったと思います。爪のケアは、ぱっと見は変化はないので周りの人から気付かれることはあまりありません。でも、毎日の生活の中で一番視界に入る体のパーツは手と指。なので、きれいに整った自分の指先が1日に何度も目に入ると、それだけで少し気分が上がり、「私、きれいな爪している♪」と明るい気持ちになっています。

忙しい日々の中でも自分に手をかける時間を作るというのは、心のゆとりも生まれ、大切なことなんだなと感じました。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

著者:金田 芽衣/40代主婦。男の子2人の母。あちこちガタは来ているけれど、きれいで明るいお母さんでいたい! 体調管理とダイエットのために、緩くマラソンを始めた。

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています


監修者:医師 黒田 あいみ 先生

美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。Zetith Beauty Clinic医師(東京都中央区銀座4丁⽬2-17 銀座111レジャービル13階)。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著書に『アスリート医師が教える最強のアンチエイジング』(文藝春秋)。

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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