整理収納アドバイザーが「ムダだと気づいて捨てたもの」3つ

「貯金がなかなか増えない…」もしかするとそれは、お金が出ていくものに囲まれていることに原因があるかもしれません。今回は、整理収納アドバイザーで1,500万円貯めたわたしが、「捨てたら貯まったもの」をご紹介します。

もともとは、リビング・キッチン・玄関・トイレにも布製のマットを敷いていたわが家。「見た目がおしゃれだから」という理由で使っては買い替えていたのですが…。

マットがあると、とにかく掃除が大変！髪の毛やホコリは絡みつくし、こまめに洗濯をしなくてはなりません。

さらに、子どもの食べこぼしが問題です。リビングマットにお菓子やジュースをこぼしては洗濯に追われ、とり切れないシミが残り見た目も残念に。

そこで、思い切って家中の布マットを処分！すると、「なんで早く捨てなかったんだ」と思うくらい暮らしが快適です。家事の負担や買い替え費もゼロになり、気持ちとお金にゆとりが持てるようになりました。

以前は長財布派だったのですが、1年ほど前にコンパクトな薄型の財布へ買い替えました。

大きな財布だと収納スペースが充実している分、不要なカードやレシートを入れっぱなしにしてしまうんですよね。

その結果、財布にいくら入っているか把握できず、うっかりムダ遣いすることが増えました。

今使っているスリムな財布は中身がパンパンだとしまらないので、強制的に“入れっぱなし”を防げます。ちょっといい財布を買ったので、「大事にしなきゃ！」と乱暴に扱うこともなくなりました。

ポイントや特典欲しさに契約してしまったクレジットカードはありませんか？

クレジットカードは手元に現金がなくても買い物できてしまう「魔法のカード」。必要以上に持っていると、ムダ遣いするリスクも高まるので必要最低限あれば十分です。

わたしも一時、誘惑に負けてつくったクレカが何枚か出てきたので、メイン＋1枚以外はすべて解約しました。

自宅や持ち物を見てみると、お金が出ていく原因が分かるかもしれません。「これはなくても大丈夫」と思うものは一旦手放す。必要なものに囲まれた暮らしをすると、ムダな出費は減らせるはずです！

文・写真／三木ちな