「なんで嫌なことしてくるの？」ドライヤーや掃除機の音を怖がる娘。そういえば…思い当たることが！？

3歳になる娘は大きな音が苦手です。例えば、掃除機やドライヤー、商業施設にあるトイレのハンドドライヤーの音など。なんでこんなに怖がるのだろう？と以前から少し気になっていたのですが、あるとき……。

ある夜、ドライヤーで髪を乾かしていると「ママ、ドライヤーや掃除機みたいなブイーンって音で嫌なことしてきた！なんでそんなことするの？」と言うのです。もちろん、娘に対して何かしたことはありません。「ママ、そんなことしてないよ」と返すと、「足も手も痛かったんやから！」と言うのです。

なんのことだろう……と考えていてハッとしました。私は自然分娩で出産したのですが、緊急で吸引分娩を行うことになりました。1回の吸引ではうまく出てこれず、2回目の吸引でスポンっ！と出てきたのです。そして、出てきた娘の手足は紫色になっていました。きっと苦しかったんだろうと思います。

そのことかも？と思い「◯◯ちゃんが生まれるときに、ブイーンと音がする掃除機みたいな機械で頭を引っ張ったんだよ。そのことかな？痛い思いさせてごめんね」と謝りました。すると娘は「もう、ブイーンって痛いことしないでね？」と。

断言はできませんが、娘が大きな音を嫌う原因は生まれたときのことが関係しているのかなと思いました。これ以降、ドライヤーは小さな音で、掃除機は娘のいないときになど、痛かった記憶が蘇るような大きな音は聞かせないように気をつけています。

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胎内記憶はよく聞かれますが、陣痛から出産までの誕生記憶も子どもによっては覚えているそうです。胎内記憶は4歳を過ぎると薄れていくとも言われるので、小さなお子さんがいるママやパパは誕生記憶についても一度聞いてみてはいかがでしょうか。

著者：山本かおり／30代女性・自営業。3歳児を育てる母。

イラスト：あやこさん

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています（回答時期：2024年8月）

ベビーカレンダー編集部