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菅田将暉、奥平大兼の私服に怯え「この世の20代で一番個性があるんじゃない?」

  • 2024.9.28
舞台あいさつに登壇した窪田正孝、菅田将暉、奥平大兼(写真左から) ※ザテレビジョン撮影
舞台あいさつに登壇した窪田正孝、菅田将暉、奥平大兼(写真左から) ※ザテレビジョン撮影

【写真】指さし棒で指し合うキャスト陣…何とも楽しそうな光景に

俳優の菅田将暉が、9月28日に都内で開催された映画「Cloud クラウド」の公開記念舞台あいさつに登場。共演の奥平大兼、岡山天音、荒川良々、窪田正孝、メガホンをとった黒沢清監督と撮影時のエピソードなどを語った。

“見えない悪意”にさらされていくサスペンススリラー

同作は、転売で日銭を稼ぐ主人公がネット社会に拡がる“見えない悪意”にさらされていくサスペンススリラー。第49回トロント国際映画祭への出品や、第97回米国アカデミー賞国際長編映画賞の日本代表作品にも決定したほか、アジア最大級の映画祭である釜山国際映画祭で、その年の話題作や世界で影響力のある監督の新作を上映する「ガラ・プレゼンテーション部門」の上映に選出されるなど、世界中で話題を呼んでいる。

今作は海外で「怖い」という反応と笑いの反応がそれぞれあったことを受け、笑った側だという菅田が「僕は演じている側だっていうのもありますし、爆笑っていうよりかは怖過ぎたり気持ち悪過ぎて笑っちゃう」と答えると、怖かったという奥平は「窓ガラスが割れる音とか、後ろ姿のシーンは振り向いたら何かいるのかなってドキドキ感がありました」と想像をかき立てられたと打ち明けた。

それに続くように「良々さんが外で何も言わずに立ってるの怖かったですよね」と菅田。その言葉にキャスト陣全員が共感すると、慌てて「あれは、立ってくださいしか言われてない」と話す荒川に笑いが起こり、菅田は「あれが最初の撮影だったからめっちゃ怖かった」と現場での顔合わせが衝撃的だったことを明かした。

そんな荒川に現場で冷や冷やさせられたという岡山は「初日に初共演の良々さんにごあいさつに行ったら『久しぶり!』って返されて、どこかでご一緒してるんだと思ってセッティング中に“荒川良々 岡山天音”で検索したんですけど、どれだけ見ても…」と見つからなかったことを告白。その後に荒川から「間違えた、ごめん」と返されて、現場で大笑いしたことを語った。

映画「Cloud クラウド」公開記念舞台あいさつより ※ザテレビジョン撮影
映画「Cloud クラウド」公開記念舞台あいさつより ※ザテレビジョン撮影

菅田「大兼くんの私服には怯えました」

また、怯えたエピソードについて聞かれた菅田は「大兼くんの私服には怯えました」と話し、「この世の20代で一番個性があるんじゃない?」と問い掛けると、全身がエメラルドグリーンで統一された服装だったことを告白。これには黒沢監督も「何者かと思いましたよ」と共感すると、菅田は「ファッションはこうだぞ!って言われた気がしました」と心境を語った。

その後は、質問に対してこの人だと思った人を一斉に指さし棒で指すコーナーを実施。監督を指した菅田は「わりとフランクに話してくれるのが意外でした」と印象が変わったことを話すと、監督は窪田を指し「クールで物静かな印象でしたけど、ピストルを握ってあんなにはしゃいだ人は初めて」と現場でのエピソードを披露。奥平も同調し「対峙(たいじ)するときに本番とテストで使う銃が違うんですけど、ものすごくカシャカシャされてました」と楽しんでいた様子を明かすと、「監督も楽しそうでしたよ」と巻き込もうとする窪田に、黒沢監督は「いやいや仕事ですから」とうまく切り返し、キャスト陣を笑わせた。

最後に、菅田は「楽しい時間でした。公開したところなので、ここからどんどん広がってほしいと思います」とコメント。黒沢監督は「『Cloud クラウド』という映画、あまりこれまで見たことがない映画だと思います。相当変な映画だと思われたかもしれません。何年か先、人がバタバタ死んでいく映画があったなと思い起こしてくれたらうれしいです」と語り、イベントを締めくくった。

映画「Cloud クラウド」は、全国公開中。

映画「Cloud クラウド」公開記念舞台あいさつより ※ザテレビジョン撮影
映画「Cloud クラウド」公開記念舞台あいさつより ※ザテレビジョン撮影
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