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「月見ネコ」「レシピ教えてください」朝食で作った目玉焼きが猫にそっくりで、24万いいねの大反響

  • 2024.9.28

世界中で食べられているオーソドックスな卵料理といえば目玉焼き。家庭でもお店でも馴染み深い一品ですが、日本では今、一風変わった目玉焼きの写真に多くの人々の関心が集まっています。

それはある休日の朝、Xユーザーのよもぎ(@0moty)さんのお家で、朝食用に目玉焼きを作っていた時のこと。奥さんが出来上がった目玉焼きを見て「猫に見える」と言うので、よもぎさんが確認しに行ったところ、本当に猫みたいな形で驚いてしまったというのです。

まるっとした背中のラインに、ぴょこんと飛び出たしっぽの形が、いかにも猫っぽく見えるこの目玉焼き。頭に耳があれば完全に猫そっくりなフォルムで、偶然出来たとは思えないような形式美。加えて黄身の位置がお腹のあたりにあることから、まるで命を宿している母猫のようにも見えます。

一般的に目玉焼きの形はまん丸な方が上手であると思われがちですが、こんな猫っぽい目玉焼きが作れたのなら、朝からテンションが爆上がりすること間違いないでしょう。

この写真がSNSのXに投稿されると、24万件の”いいね”が集まるほどの大反響。写真を見たユーザーからは「月見ネコ」「トトロだ!」「狙ってできるものじゃないから凄すぎる」「身篭ってるみたいで素敵」「レシピ教えてください」「いいことがありそう」など、たくさんのメッセージが寄せられて注目を集めています。

まるで型で作ったような出来栄えの目玉焼きですが、一体どのようにして生まれたのでしょうか。

写真を投稿者したよもぎさんに詳しいお話を聞いてみると、普段ご自宅で目玉焼きを作る時はフタをしたまま卵を焼いているそうですが、この日はなぜかフタをほとんど開けたままにしていて、最後に少しだけ水を入れてから蒸し焼きにするという調理スタイル。いつもとは少し違った手順を踏んだことが運を引き寄せたのか、たまたま猫のような形になっていたそうです。

それならば「ぜひ我が家でも作ってみたい!」と思うのがネコ好きの性というもの。他のお家でも再現するコツなどはあるのでしょうか。その点についても聞いてみると「猫の形を求めて作ろうとすると、多分猫っぽくはならないので、煩悩を捨てて一思いに焼いてみてください。何かが見えてくるはずです。」とのこと。欲張らずに無心で焼いてみることが近道なのかもしれません。

今回インタビューに応じてくれたよもぎさんは、かなりのネコ好きで、以前友人の家で猫と遊んでからというもの、ずっと欲求不満気味な状態が続いてしまうほど。外で猫を見かけることがあれば敬意を払いながら近づいていって、しばらく眺めていることもよくあるのだと言います。そんな猫への渇望とリスペクトが例の目玉焼きを呼び寄せたのかもしれませんね。

一方、目玉焼きの写真に対するネットでの反応には少し思うところがあるようで、「目玉焼きを見た時は『確かに猫に似てるよね!でも食べるね!』という感じだったのですが、今となってはちょっぴり複雑に感じています笑。と言うのも、目玉焼きは普通に美味しかったのですが、SNSで拡散されていくにつれて、だんだんと猫様に申し訳ない気持ちが出てきてしまったんです。。」と、可愛すぎて食べられないとのコメントが多く寄せられたこともあってか、モヤモヤした心境であることを明かしてくれました。

それでも多くの人々に注目されたことについては好意的に捉えているようで、インタビューの最後に「想像よりもはるかに反響があってとても驚いています。海外の方まで反応してくれているので、猫は世界を救うんだなと思いました。猫、万歳!」と、微笑ましいメッセージを寄せてくれました。

取材協力:よもぎ(@0moty)さん

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