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【仁淀ブルーの世界に浸る「にこ淵」】幻想的な青の絶景は神聖な場所だった!|高知県

  • 2024.9.28

高知県の観光スポットのひとつである「にこ淵(ぶち)」。仁淀ブルーという言葉で知られるように、美しく幻想的な青が見られる場所です。にこ淵には滝壺があり、その下にはエメラルドグリーンに近い美しいブルーが広がっています。今回は、にこ淵への行き方や所要時間など、写真たっぷり現地ルポでご紹介。

にこ淵までの所要時間

青い絶景が好きな人なら、その名前を一度は耳にしたことがあるであろう「にこ淵」。読み方は「にこぶち」です。高知空港や高知市内からは車で1時間15分ほどの場所にあります。カーナビでは「にこ淵」が出なかったり、住所を入れると異なる場所に案内される場合があるようで、目的地には「グリーンパークほどの(キャンプ場)」を設定するのがおすすめ。

目的地(グリーンパークほどの)から5kmほど手前に、にこ淵の駐車場や看板が見えてきます。駐車場は何カ所かあるので、あいている場所に車を停めましょう。筆者らが車を停めた駐車場はにこ淵にも近く、簡易トイレもありました。

にこ淵周辺トイレの案内看板もありました

にこ淵から車で約15分ほどの場所にあるツリーハウスカフェ。週末限定でランチオープンしているよう

ちなみに、周辺にはお店らしきものはないので、ランチはにこ淵を訪れる前後にどこかでいただくのがよさそうです。

にこ淵に行くには、90段ほどの急な階段を下りて行きます。1段1段が高い階段なので、ゆっくりと慎重に下りましょう。

「ここからにこ淵見えます」案内看板もありますが、かなり遠めです

地元の人も近寄らない神聖な場所

にこ淵は、仁淀川の支流にあたる「枝川川(えだがわがわ)」にあります。観光客がひっきりなしに訪れる人気観光スポットですが、水神の化身である大蛇が棲む所とされていて、地元の人は近寄らない神聖な場所なのです。

現地の案内看板にもありますが、入水や飲食、トイレ、ポイ捨てなどせず、マナーを守って静かに楽しみましょう。

にこ淵 上からの写真

急な階段を下りると見える滝壺。その前には美しすぎる仁淀ブルーが広がっています。滝壷を正面で見るベストポジションは岩の上。大きな岩をつたいながら進むことになるので、足元には注意が必要です。荷物もリュックか斜めがけのショルダーバッグなど、両手があくバッグだと安心。

おじゃまします

太陽の光がさすことによって、より一層輝きを放つ水面。周りにたくさんいる人々の気配も感じないほど、光の角度によって変化する青の世界に吸い込まれます。

キラキラ光る水面は、ずっと眺めていても飽きることがありません。

滝壺に背を向ければ、ゴツゴツとした大きな岩場の隙間を勢いよく水が流れていきます。

仁淀ブルーの世界を満喫できる

にこ淵の周辺は静かでお店などもありませんが、絶えることなく観光客が訪れていました。にこ淵を眺めていると、周りから一瞬遮断されたような、にこ淵と自分だけの世界に没入した感覚に陥ります。仁淀ブルーのある風景をじっくり味わうことができました。

にこ淵

住所:高知県吾川郡いの町清水上分2976-11

アクセス:【車】伊野ICから約60分

【公共交通機関】JR伊野駅から→とさでん交通バス「長沢」or「土居」行き乗車/→乗車約50分「程野入口」or「土居」下車/→グリーンパーク方向へ徒歩約20分


[All Photos by Aya Yamaguchi & Chika]

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