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【素麺の在庫処分】天才レミさん考案「時短タン麺」作ろう!芝麻醤の代わりにピーナッツバターでお手軽♪

  • 2024.9.28

もはや長寿番組と言っていいTBSの「金スマ」で、平野レミさんと嫁の和田明日香さんが揃って出演した「夏の時間節約レシピ」で紹介されたのがこの「時短タン麺」。もじった料理名が大好きなレミさんが、時短で作る担担麺に付けたのがこの名前でした。大抵20分はかかる担担麵がなんとフライパンひとつだけで10分でできるというのですから、試さないわけにはいきませんよね。ということで、さっそく作ってみました!




平野レミさんの「時短タン麺」の材料と作り方



【材料】※2人分
豚ひき肉…200g
長ねぎ…1本(100g)
にんにく(みじん切り)…大さじ1
豆板醤…小さじ1/2
ゴマ油…大さじ2
ピーナッツバター…大さじ4
しょうゆ…大さじ1
鶏がらスープ(無塩)…800ml(有塩の場合はしょうゆの量を調節してください)
※鶏がらスープの素を使うときは、パッケージに表示されている比率で水に溶いて800mlにしてください。
そうめん…2束(100g)
パクチー…お好みで(無くても可)

長ねぎはみじん切りにしておきます。

【作り方】※調理時間:10分
1. 大きめの鍋にゴマ油を入れて中火にかけ、長ねぎ、にんにく、豆板醤を入れて長ねぎが飴色になるまで炒めます。



2. ひき肉を加えて、さらに炒めます。



3. 肉の色が変わったら、 ピーナッツバターとしょうゆを加えます。



4. 鶏がらスープを少しずつ加え、ピーナッツバターを混ぜて溶かします。



5. ひき肉をほぐして、全体がスープ状になるように混ぜます。



6. そうめんを加え、ほぐしながら2分ほど茹でます。


7. 器に盛りつけて、お好みでパクチーを乗せて出来上がりです。



見た目はとっても担担麺ですが、さて味はどうなのか?とスープを飲んでみると、濃厚でおいしい担担麺のスープでした。芝麻醤というゴマのペーストを使うところをピーナッツバターで代用しているのですが、これは言われなければ気づかないかもしれないレベルです。豆板醤でよく炒めたひき肉もおいしくてよく合いますし、そうめんをそのまま茹でたことでスープにトロミもついていて、10分で作ったとは思えない担担麺が出来上がりました。

わたしがピーナッツバターに最初に出会ったのは小学校の給食で、食パンに塗るためのスプレッドとしてのものでした。よく驚かれるのですが、当時のわたしは甘い食事が好きではなかったため、みんなが大好きな揚げパンですら苦手でした。なので、ピーナッツバターなどもってのほかだったんですよね。本当のピーナッツバターは甘い添加物を加えないのでおいしい上に栄養豊富だということを知ったのは、ずいぶんと後のことです。ちなみにピーナッツバターと呼ばれていますが、ちゃんと無添加で作ったピーナッツバターにはバターは一切入っていません。

日本で食べられている担担麺は、かの中華の鉄人である陳建一さんのお父さんである陳建民さんが日本人の舌に合うように改良したもので、中国の四川省を発祥とする担担麺とはかなり違います。中国の担担麺は主食ではなく小腹が空いた時のファストフードのようなもので、量も少なく汁もなく四川特有の辛いそぼろ肉などを麺に乗せて食べるというものだったそうです。それが今では日本の担担麺が中国に逆輸入されているというのですから、つくづく食は面白いなぁと思います。

10分でできるのに本格的なおいしさですので、ぜひ作ってみてください!

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