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コスパ最強!上級キャンパーがおすすめする耐切創グローブが天才すぎる!

  • 2024.9.28

せっかくの夏休みだから、子どもとフェザークラフトや食器作りに挑戦したい!
そんな親子が刃物と同時に手にしたいのが、刃物が触れても肌を傷つけにくい耐切創グローブだ。
そこで、おすすめの耐切創グローブをネイチャークラフト作家の長野修平さんに聞いてみた!

長野修平さん
ネイチャークラフト作家、アウトドア料理人。
全国各地で自然素材を使ったクラフトワークショップを開催している。
モーラナイフ公認でアジア唯一のアンバサダーでもある。

クラフトするなら耐切創グローブ

今回紹介するロゴスとモンベルのグローブはどちらも耐切創性レベル5。
「軍手は滑りやすいんです。本格的な木工用耐切創グローブは高額ですが、モンベルとロゴスのグローブは値頃。
しっかりした作りで子ども用があるのもうれしいですね」と長野さん。

木工ではナイフの刃先が触れて指先をケガするのはよくあること。
さすがにチェーンソーや上から刺す動きには対応していないが、耐切創グローブがあれば安心して木を削れるのだ。

「力をこめるとグローブ表面が動いて突っ張るからサイズ選びは重要です。
また、繊細な凸凹を感じ取れないのが難点。慣れたらナイフを持つ側は素手に変えるなど調整するといいですよ」

耐切創グローブは安心して使えるが、たるみがあると木を削るときに邪魔になる。
かといってキツいと不快。結局のところ、試着してから購入するしかない。

〈ロゴス〉LOGOS カットプロテクトグローブ

8580円
サイズ:XS(手囲い15cm)〜L(手囲い20cm)
重量:45〜70g

工場で使用する基準をクリアした耐切創レベルのグローブ。
手のひらと指先にゴムが貼られていてグリップ力も高い。

子どもから大人までサイズ豊富
はじめてナイフを持つ子どもが着用できるXSサイズもラインナップしている。
家族で複数のサイズをそろえたとき、手首のフチの色によってサイズが一目瞭然なのも親切だ。

耐切創レベル5C(EN388:2016)
欧州規格のEN388では耐切創性を5段階で表示。レベル5は最高水準を意味する。
2016年に改正されたEN388:2016ではEN ISO13997という試験も追加され、A〜Fのレベルも表記。

スマホの操作ができる!
木工作業中でも電話がかかってくることはあるし、削り方や工程など調べ物をすることだってある。
グローブをはめたままスマホを操作できるのは断然便利!

ほどよくフィットするも課題は耐久性
縫い目がないので内側はごろつきなし。ほどよいフィット感もいい感じだ。
ただ、手首などはいずれ伸びてしまう。
どれくらい保つのか、長く使いたいなら耐久性も知りたいところだ。

〈モンベル〉カットレジスタント グローブ

2750円
サイズ:S(手囲い20.5〜22.5cm)〜L(手囲い24.5〜26.5cm)
重量:平均115g

甲側に高強力ポリエチレンとガラス繊維をポリエステルでカバーした糸で織った生地(EN388:2003 Level 5)を採用。

手に馴染むやぎ革を採用
手のひらから指にかけて薄くても耐久性があるやぎ革を縫い付けている。
ブラックの革にオレンジの縫い糸がカッコいい。もちろん滑りにくいのも高評価な点だ。

ウエアを傷めない面テープ
手首はゴムではなく面テープを使って自分の心地よい着用感にコントロールできる。
ゴミや繊維がからみにくい面テープを採用しているのもモンベルらしい。

縫い目が内側にあると人によって干渉するかも
生地を内側で縫い合わせていると人によっては指先などにごろつきを感じるかも。
かといって大きめのグローブを着用すると操作性が落ちるので、縫い目だけがちょっと残念。

出典/ガルビィ2024年7月号

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