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Disney+新作『ジョンニョン』で新境地に挑むキム・テリ、作品愛を語る「無から有を生んだ」

  • 2024.9.27

tvNの新ドラマ『ジョンニョン:スター誕生』(Disney+で配信予定)で復帰する女優キム・テリが、意欲を明かした。

同作は、1950年代を舞台に、少女ジョンニョンがその天性の美声と表現力を武器にスターダムを駆け上がる感動のサクセスストーリー。

ジョンニョン役のキム・テリは、劇中で歌から舞踊、舞台演技など総合芸術を披露する予定だ。

初回放送を控えて行われた書面インタビューでは「今までどこでも見たことのないドラマが誕生しそうで、とても緊張しながらもワクワクしている。早く皆さんにお会いしたい」と期待感を表した。

『ジョンニョン』の台本を初めて読んだ時の感想としては「ドラマと原作のウェブ漫画にはそれぞれの魅力がある。原作には紙面が持つ静かな力があったが、台本では漫画の一コマ一コマの間で省かれたことが埋められ、世界が拡張されたような感覚を覚えた」と語った。

ジョンニョンという役作りについても率直に明かした。

ジョンニョン
(画像=tvN)

「今まで私が演じてきたキャラクターはほとんど成長型だったが、ジョンニョンは無から有へと向かう感じだった。まるで荒削りのじゃがいもが人間に変わる過程を演じているようだった。歌の才能を真似するのが最優先だったので、歌の練習に重きを置いた。歌の練習を2021年4月から2024年6月まで、約3年間続けた。歌、舞踏、方言、そして国劇の稽古は、撮影が終わるまで、ずっと同じ強度で練習が続いた。私だけでなく、すべての俳優がそうだった。言い方とか行動の重みのようなことは、作品が作られる過程の中で私もキャラクターとともに成長する感じで作っていった。特に舞踊に関してはジョンニョンも私も無の状態だったので、むしろ生の良い姿が映ったんじゃないかと期待している」

キム・テリは「原作を見ていない知人から、『スチールカットの姿がじゃがいもみたい」と言われ、少し安心した。序盤のジョンニョンは本当にじゃがいもか、ワンちゃんだ」と話した。

ジョンニョン
(画像=tvN)

また、ティーザー映像公開後に話題を集めた迫力ある発声については、「歌のレッスンを長らく受けながら、基本発声がもっと強固になったと感じる。ジョンニョンは舞台で男役を演じるので、日常の演技でも中性的な声を出すようにした。実は完全に低い声を出したかったが、皆に止められ、調整した」と、興味深いエピソードを披露した。

チョン・ジイン監督との初めての撮影はどうだったか。

彼女は「実はクランクイン前、監督の前作のメイキング映像から監督の笑い声だけを集めた動画を見たことがある。それを見ながら、『尋常ではない、本当に楽しい現場になりそう』と予感していたが、その通りに笑いが溢れた現場だった」と明かし、愉快なシナジー効果を期待させた。

また、「大きな舞台公演のシーンを4、5回撮影した。みんなにとって大きな挑戦だったし、初めての試みだったので、各自の場所で苦戦したりもした。舞台が終わってから監督と反省会をして次の舞台を準備したのが記憶に残る。終わったら息をつくのではなく、次はどうするか、新たな悩みの始まりだった」と語った。全スタッフが心血を注いだ舞台のシーンに期待が高まる。

一方、キム・テリは『ジョンニョン』でもっともおすすめしたいシーンについて「お母さん役のムン・ソリ先輩とご一緒だった海のシーン」と明かし、興味をくすぐった。彼女は「母娘関係においてもっとも意味深いシーンだが、ネタバレになるんじゃないかと心配になる。容易ではない日の出の撮影だったが、幸い、山の向こうから日が上り、その瞬間を背景にした美しく大切なシーンだ。現場で味わった美しさが画面にどう映るか、私も気になっている」と語った。

ジョンニョン
(画像=tvN)

最後には「歌って踊って演技する国劇の舞台を経て成長するジョンニョンのいろんな姿がご覧になれる。ストーリーはもちろん、ジョンニョンの数々の変身にも期待してほしい。長い呼吸で撮っただけに、俳優たちも演技をしながら自分の役と一緒にリアルタイムで成長する。彼女たちの成長を一緒に見守っていただくのも、新たな楽しみだと思う」と呼びかけた。

『ジョンニョン:スター誕生』は、Disney+で10月12日(土)より独占配信される。(全12話/毎週土・日曜1話ずつ配信)

(記事提供=OSEN)

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