1. トップ
  2. おでかけ
  3. 自然派ラグジュアリーホテルの開拓者シックスセンシズ、京都に日本初登場!

自然派ラグジュアリーホテルの開拓者シックスセンシズ、京都に日本初登場!

  • 2024.9.27

インド洋モルディブで1995年に創業したシックスセンシズは、自然環境を重視するリゾート開発を徹底していくことをテーマに掲げて出発。20年も30年も先に来るかもしれない深刻な状況に対し、当時から非常にクリアにサステイナビリティやウェルネスにこだわり、少しずつ変わり始めた地球を遠望し、環境に鑑み、細やかなエコロジー対策にも真摯に向き合ってきたのです。

240926_kyoto_hotel_sixsenses_01.jpg
京都らしい格子戸が美しい「シックスセンシズ 京都」外観。

「シックスセンシズ」の創業者であるソヌ・シヴダサニは、彼の妻エヴァとともに95年、小さな島のハイエンドなリゾート「ソネヴァフシ」を開業。そのリゾートの情報を調べるうちに、個人的にもこの特別なソネヴァフシに魅了され早々にモルディブまで飛んで行きました。その後、取材やプライベートで何度か訪れているうちに、リゾートは世界的な人気を獲得し"インテリジェント・ラグジュアリー"というカテゴリーで位置付けられ、現在でもなおセレブリティやリピーターが訪れるモルディブ随一の環境型リゾートとなりました。

240926_kyoto_hotel_sixsenses_02.jpg
慎ましいエントランスを入ると別世界。明るい開けた庭園と一体となるロビー。壁の屏風は吉村楽入作品。楽焼504枚で造られた神聖なる「鞍馬山」がモチーフ。

これが初期のシックスセンシズの始まりです。それからの長い歩みの中で、シックスセンシズは大きな成長を遂げ、企業形態も、CEOも変わり、現在では、世界21カ国に自然派リゾート、ホテル、レジデンスを展開しています。そして、26番目のシティホテルとして開業したのが、ここ京都でした。初めて訪れた「ソネヴァフシ」の感動から約30年、前述のように運営も形も変わりましたが、待ちに待った日本への初進出を心から喜んでいるのです。

ホテルの建つ場所は京都の東山地区。周囲には妙法院、三十三間堂、豊国神社など有名な寺社仏閣が点在し、文化的、歴史的なストーリーが残される古都の一角にドアを開けました。確固たるサステナビリティ精神を礎に、千年の都の"いま"に相応しい空間デザインのテーマを"雅"とし、館内随所に表現しています。そして遊び心を鏤めた意匠の世界観は独自の美意識に満ちています。まず外観を飾る格子戸の美しさにも、シンプルながら洗練された上質感を感じます。

240926_kyoto_hotel_sixsenses_03.jpg
最上階の「3ベッドルーム ペントハウス スイート」(238m²)の主寝室。高級感あふれる設えは和洋折衷。

「シックスセンシズ京都」の客室は全81室、12種類の客室タイプが揃い、伝統的な日本庭園を伴う「プレミア スイート ガーデン」や、最上階に造られた贅沢な「3ベッドルーム ペントハウス スイート」などバラエティ豊か。客室では徹底した安眠環境が提供され、独自のこだわりである「Sleep With Six Senses」に則り、ハンドメイドの特注"オーガニック マットレス"や、温度調節枕、羽毛布団、オーガニックコットンのシーツなど快眠へのアイテムが揃いました。

240926_kyoto_hotel_sixsenses_04.jpg
杉材で造られ格子戸をイメージさせる整然と美しいトリートメントルームのひとつ「Smell」。

強烈に印象付けられる自然派ラグジュアリーリゾートでは、「シックスセンシズ スパ」も、徹底した設備も、京都ならではの"禅思想"を採用したウェルネスプログラムも提供されています。さらに言えば、トリートメントの前には日本初の体内測定「ウェルネススクリーニング」を受け、ひとり一人の状態に合わせてカスタマイズされるプログラムが作られます。スパのエリアにプラスしてぜひ足を運んでほしいのが、ウェルネスについて学べる「アルケミーバー」でのワークショップや、サステイナブルについて学べる「アースラボ」です。

240926_kyoto_hotel_sixsenses_05.jpg
スパエリア内の「アルケミーバー」ではウェルネスについてを学べる。天然由来の材料でワークショップも。
240926_kyoto_hotel_sixsenses_06.jpg
オールデイダイニング「Sekki」でのパワーブレックファストはセミブッフェ。安心安全な野菜類、発酵ドリンク、ヴィネガードリンクなど体に良い食材で自家製。

ウェルネス、サステイナビリティと言えば、食事にも大いにこだわりがありました。オールデイダイニング「Sekki」、カフェ「Café Sekki」が提供するのは「Eat With Six Senses」を軸に、日本古来の伝統である"二十四節気"の暦にインスパイアされ、料理は旬の食材を用いて造られる独自のメニュー。

240926_kyoto_hotel_sixsenses_07.jpg
オールデイダイニング「Sekki(節気)」では、「Eat With Six Senses」のコンセプトに基づき、二十四節気に合わせた「暦アフタヌーンティー」(¥6,900)を提供。

それぞれが繊細でダイナミック、ヘルシーで美味しい料理に新鮮さを感じます。地元や近隣の食材にこだわり、自家菜園の野菜やハーブ、手作り発酵ドリンクやフルーツヴィネガードリンクなど、"手作り"と言う手間暇かけた丁寧なメニューが並び、食事の度に驚きがあるのもうれしい滞在となるのです。

240926_kyoto_hotel_sixsenses_08.jpg
オールデイダイニング「Sekki」と「Café SEKKI」に繋がるガーデンでは食事もアフタヌーンティーも、カクテルバーでのドリンクも庭で楽しめる。

シックスセンシズ 京都
京都府京都市東山区妙法院前側町431
075-531-0700
https://www.sixsenses.com/jp/

元記事で読む
の記事をもっとみる