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カルディで見つけた「たまごサラダの素」は豆腐で作ったのにたまごの味がする不思議で面白い調味料

  • 2024.9.27

いつものようにカルディを偵察していたところ、またもや不思議な調味料を見つけた。その名も「卵のいらないたまごサラダの素」。

作り方は「豆腐と合わせるだけ」だという。卵を使っていないのにたまごサラダと名乗れるものが作れるとは一体どういうことなのか。確かめるべく購入して作ってみることに。

ひよこも「TOFU…?」と不思議そうにしている「卵のいらないたまごサラダの素」 出典:Togetterオリジナル

本品は1袋(15g)が2袋入っている。1回分の材料は本品1袋と木綿豆腐(150g)だけ。豆腐は150gのパックが3つセットになったものを使うと、重さを測る必要もなく便利だ。スーパーでは安ければ100円前後で売っている。

価格は180円(税込)。豆腐も3パックセットが100円前後なので、トータルで300円もかからない 出典:Togetterオリジナル

手順としては、まず豆腐を水切りする。たまごサラダの食感に水っぽさは禁物だと考えると、この商品のキモは「いかにうまく豆腐を水切りするか」にある。

簡単に豆腐の水切りをするなら、やはりレンチンする方法がよいらしい。キッコーマンのサイト「ホームクッキング通信」にある「豆腐の水切り方法6選を比較!」によると、効率よく豆腐の水切りをするなら、レンジ加熱がおすすめだとあった。

水切りはパックから出して耐熱容器に入れよう 出典:Togetterオリジナル

耐熱容器に入れた木綿豆腐をキッチンペーパーで包み、600wで3分加熱するとしっかり水切りができた。

ちなみに「ホームクッキング通信」では、豆腐のさまざまな水切り方法によって5分後、10分後の水分量の違いを比較した実験結果まであり、非常に有益だった。

豆腐の水切り方法6選を比較!簡単で時短な水切り(レンジ加熱・パックのまま)も紹介 | キッコーマン | ホームクッキング

こうして豆腐の水切りが完了したら、あとは「たまごサンドの素」と混ぜるだけ。

本品1袋を開封して豆腐の上にあけると薄いオレンジ色をした粉が出てきた。ここからどうやって黄色になるんだ…?と思いながら混ぜると…

オレンジというか、肌色に近い色 出典:Togetterオリジナル
ほほう… 出典:Togetterオリジナル

だんだん卵の色に変わってきたではないか!

理科の実験みたい 出典:Togetterオリジナル

こうして食パンに載せてみると、もうたまごサンドにしか見えない。

これで「たまごサンドです」と出されても、まさか中身が豆腐とは思うまい 出典:Togetterオリジナル

さて、肝心の味はというと…驚くほどに「たまごサラダ」だった。木綿豆腐が予想以上に「たまごの白身」の役割を演じていて単純にすごい。

味はややマヨネーズ濃いめのたまごサラダといったところか。事前情報なしに食べたら、気付かない人もいるのではないだろうか。

ためしに絹豆腐でも作ってみた。レンジで水切りをした絹豆腐150gに本品を和えてみると、木綿豆腐を使ったときと比べてツルっとした食感があり、味は変わらず。絹豆腐でもしっかり水切りさえすれば美味しく食べられた。

絹豆腐を600w3分加熱して水切りした 出典:Togetterオリジナル
絹豆腐のほうが水気がやや多めに残ったせいか、みずみずしさがある 出典:Togetterオリジナル

この粉末と豆腐だけで、なぜ「たまごサラダ」が完成するのか…その秘密は原材料にある「乾燥卵黄」だった。

「卵のいらない」ヒミツはここにあった 出典:Togetterオリジナル

「卵のいらない〜」という商品名ではあるが、卵の代わりに別の食品を使っているわけではないので、卵アレルギーの方は控えたほうがいいだろう。

ゆで卵をたくさん作ってたまごサラダにする手間を考えると、かなりの工程をスキップして作れるという、なんとも不思議な「たまごサラダの素」。豆腐さえ用意しておけば簡単に作れるので、カルディで見つけた際は試してみては。

文:トゥギャッターオリジナル記事編集部 紫蘇 編集:Togetterオリジナル編集部

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